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世界で一番自由な学校 サマーヒル・スクールとは!?🔥

サマーヒル・スクールとは

(Alexander Sutherland Neill)により1921年に創立され、もうすぐ100歳を迎える世界で最初のフリースクールです。今も当時の姿のまま、ロンドンより電車で2時間ほどの距離にある、サフォーク州の小さな田舎町レイストン(Leiston)に健在しています。学校面積のほとんどが森に覆われた、自然あふれた小さな全寮制の学校で、さまざまな国の4歳から18歳の子どもたち約60〜70名ほどが親元を離れ、コミュニティとして共同生活をしています。

創立者のニールの想い

ニールは、子どもの役割は子ども自身の人生を主体的に、意欲的に生きることであり、『社会の強制・親の価値観・教育者の知識』を無理やりに押し付けられる事ではない(※1) という信念を持っており、知識の習得や成績よりも、子どもの幸福を最も重要視しました。そしてその幸福を生む大切な要素は、子ども個人に最大限の「自由」を与えることだと考え、その思想を実践した教育環境こそがサマーヒル・スクールでした。

サマーヒル・スクールの重要ポイント


子ども自ら自治をする

スクール・ミーティング、子どもたちによる自治

 私たちの持つ「権利」。不満があるのなら話し合い、変えていこう!  
 ニールがサマーヒル・スクールで子どもたちに託した「自由」の1つのかたちは子どもたち自身による自治です。
 週2回の「スクール・ミーティング」は、校則や学校内でのトラブルをコミュニティが話し合う、サマーヒルの中核要素で「デモクラティック・エデュケーション」の実践の場です。スタッフである大人も子どもも、平等に一票の権利を持ち、多数決で物事を決定していきます。
 世界で一番自由な学校と言われるサマーヒル・スクール。実は校則の数がとても多いのです。
面白い現実ですね(^^)🔥

全員対等で判断する

 サマーヒル・スクールでは、大人を名前では呼びますが「先生」とは呼びません。校長すらも、「ニックネーム」で呼ばれています。
 コミュニティに絶対的な権力を持つ人は存在しないため、いじめっこを叱ってくれる大人はおらず、どんなトラブルも自分たちで解決をしていく必要がありました。それがミーティングという場の持つ、もう1つの大切な役割です。

③子どもたちが未来を創る

自由な子どもたち。待っていても始まらない!


サマーヒル・スクールでは卒業時期も強制されることはなく、自分自身で決めます。進路はそれぞれで、自国に帰る子もいれば、私のようにイギリスの専門学校に進む子もいます。卒業してみんなに会えなくなる淋しさ、新たなステージへの不安と希望、そして何より子ども時代との別れは、甘く切ないものでした。


大きな視野で人生を見つめた時、何を持って学びと言えるのでしょうか。ニールは「人生の目標は幸せになることで、それは興味を見つけるということである。 」(※2)と言いました。好きなこと、夢中になれることをとことんやってみるには、自分を信じる勇気が必要です。柔軟な心と体を持った、たった一度の子ども時代。サマーヒルは私に、1人の人間としてどう生きるかを学ぶ時間と、愛情あふれた幸せな時間を与えてくれました。


自己決定をし続けていく子どもたちに何があるのか(^^)!?

それを感じさせてくれる学校ですね🔥🔥

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