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Prime Videoドラマシリーズ「沈黙の艦隊」が本当に凄すぎた・・・。

いや、これ、凄すぎる・・・。
一時、語彙を失ってしまった。

映画を見た時も凄いと思ったが、その期待を今回はるかに超えてきた。
ドラマシリーズ「沈黙の艦隊」はまさに完全版だった。

本物の潜水艦とVFXを駆使した大拍力の映像。
それぞれの正義をかけて戦う、鬼気迫る俳優陣の熱演。
そして、ど直球に国防を問う強いメッセージ性。
全てにおいて製作陣の本気を感じる。

映画は3回視聴済みだったし、「最初の、映画再編集部分は正直ちょっと飽きるかもなあ」と思っていた。
・・・全くそんなことがなかった。

映画に未公開シーンを加えて再編集しました、のレベルではない完成度だったのだ。
というのも、「こんな迫力満点の戦闘シーンが未公開だったの!?」と思わせる新規カットがいくつもあったのだ。

それに、劇場版では尺の関係で掘り下げられなかった政治ブロックも、ドラマシリーズでは存分に盛り込まれている。
登場人物たちの描写の厚みが一層増しており、物語の説得力が格段に上がっている。

やはり、「沈黙の艦隊」は到底2時間で収まりきらない超大作だったのだと痛感する。
まさに、このドラマシリーズが「完全版」なのだと。

とはいえ、映画版があったからこその、劇場で体験できたあの臨場感と興奮の鮮烈な記憶。
劇場版が序章であり、このドラマシリーズが第1章として、なくてはならないものだった。

こんなに迫力あるエンターテイメントが日本でできたことに深い感動を覚える。
一方で、世界唯一の被爆国としての日本が考えるべき平和の姿について、真っ向から問いかける今までにない映像作品だなと改めて思う。
ここまで考えさせられた作品はこれまでなかった。
それでもエンタメとしての面白さと両立できている「沈黙の艦隊」は本当に凄い・・・。


本当に、これは見た方がいい。
今までにない映像体験ができることをお約束する。




↓以下、劇場版の感想文を綴った以前のnoteになります。
こちらもぜひ。



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