SPBSから、ひとりベトナム料理
わたしは「本屋×雑貨屋」というものが、世界で一番好きである。
ちいさな本屋さんは、必ず本をセレクトする。そのセレクトされた本たちは、みんな生き生きとしている。選ばれるってそういうことなのかな?
人の家の本棚を見ているみたいで、ちょっぴり恥ずかしかったりもする。ニヤニヤしながら舐めるように、狭い店内を2周も3周もする。ああ、楽しい。
時に、雑貨も置いてあることがあって、それはもう私にとって天国である。セレクトされた雑貨には、大抵センスがいっぱい詰まっていて、ほんとうに一期一会。財布の紐をきつ〜く締まって生きていても、一期一会にがま口もあんぐりなのです。
先週末は、ずっと気になっていたSPBSに、ようやく足を運べました。
窓には手編みのカラフルバッグがぶら下がっています。これ、買いました笑 かわいいんだもん!
本もじーっくりと吟味して、2冊購入。そのうちの1冊が、沢木耕太郎さんの「旅の窓」。
深夜特急シリーズが大大大好きで、思わず手が伸びる。こちらは沢木さんの旅の写真81枚と、それにまつわる文章で構成されている本なのです。ちょうど見開き1つのストーリー。81ものストーリーをこの一冊で読めちゃうなんて!
わたくし、実は写真を撮るのも好きなのですが、何気ない発見をパシャリとするのが好きで。
沢木さんのシャッターを押す心の持ち様に、近いものを感じて(ほんとに烏滸がましいけど)、この本は大変気に入りました。
そして自然な流れでベトナム料理屋さんへ。旅の本を読むと、外国のご飯が食べたくなるなる。
「次はバインミーを食べに来てね!関東でいちばん美味しいよ!」だって。バインミー、大好き。またくるぞー!
プチ海外旅行気分な週末でした。