イラスト初心者がベネチアのイラストサマースクールに2週間参加してみたら①
今回は私が参加する予定のサマースクールの概要と参加するまでの経緯についてお話しようと思います。イタリアに興味がある、絵を描いていて何かのコースに参加したいと考えている、単純にベネチアが好き!など、どなたかのご参考になれば嬉しいです。
UIA(Università Internazionale dell’Arte)ってどんな学校?
1969年に設立された国際芸術大学で芸術文化の保存や修復作業に重きを置いている学校です。場所はベネチアのジュデッカ島。
https://uiavenezia.com/
Marea Illustration Summer Schoolの概要
今回はUIAで夏の期間に開催されている「Marea Illustration Summer School」に参加します。
期間:8/28~9/8 9:00-17:00
場所:Villa Heriot, Calle Michelangelo, 54/P, 30133 Venezia VE, Italy
費用:900€(学生は750€)
URL:https://uiavenezia.com/marea/
参加しようと思ったきっかけ
参加しようと思ったきっかけは3つあります。
① 講師の一人がANDREA ANTINORIさんだったから。
Andreaさんは私がイタリアに来てから好きになったイラストレーターです。
可愛らしい絵と独特な色づかいが魅力的で、是非彼の描く世界を覗いてみたいと思いました。またその他の3名の講師の方の作品も自分が目指しているイラストに近いイメージを持てました。
https://www.instagram.com/andrea_antinori_/
② Illustration Summer Schoolの概要にひかれたから
授業では絵を描く方法を学ぶのではなく、絵を描くことで考える方法、どうやって考えて絵を描くか、アイデアやコンセプトを学びます。
絵を描くにあたってその背景にあるコンセプトってとても重要だなと思い、この授業を通して講師や学生が何を考えてどう描くのかが気になりました。
③ 絵を描いている学生との輪を広げたかったから
イタリアに来てからちょこちょこ友達はできているものの、自分の趣味であるイラストを通じてもっと友達の輪を広げられたらと思ったからです。
応募方法
参加の条件は2つで
① 英語とイタリア語の基本的な知識があること(授業が英語とイタリア語で行われるため)
② ポートフォリオの提出による審査
絵を描く方法を勉強するわけではないので、学生はある程度絵を描くことができる人が望ましいとのこと(プロ・素人は問わず)
私のイラストスペックを話すと、小さい頃から絵を描くことは好きだったが本格的に習ったことはないし、美大卒でもない。去年の10月にiPadを使用し、「Procreate」で時間があるときに絵を描いています。
私が提出したポートフォリオの一部をご紹介。
インスタで公開でしている4コマ漫画、LINEスタンプ、人物画と子供用の絵本(全て一部抜粋)です。
私は人物画がとても苦手で体の取り方は壊滅的・・・。これから少しずつスキルを身に着けたいです。
その後、学校側から合格の連絡を受けて晴れて参加資格を得ることができました!
正直参加するか最後まで迷った!?
5月の時点で参加資格を得ることはできたのですが、実際に2週間のスケジュールを調整できるかという点と費用の関係で参加するかギリギリまで迷いました。
私にとってコース費の900ユーロは決して安い金額ではなく、そこにプラスして2週間のベネチア宿泊費・食費・そして通学する為に毎日乗らないといけない水上バス費を考慮するとかなりの金額になります。
本当に自分は参加する意味があるのか?を最後の最後まで考えました。
最終的に運営側の学校が申し込みを最終ラインまで待ってくれたこと、そしてリーズナブルで宿泊できる場所を探してくれたり、水上バス費も学生料金で乗れるように書類をだしてくれたりと協力的だったことが私の参加を後押ししてくれました。
自分の興味のあること・好きなことに久しぶりに投資したと思います。
明日から実際に学校が始まります!
授業の様子などまた時間があるときに更新していきたいと思います。
Ciao!
Kobutina