PA値って何？知らないと損する日焼け止めの選び方と紫外線対策
紫外線対策といえば、多くの人が「SPF値」に注目しがちです。しかし、実はもう一つ大切な指標があることをご存じでしょうか？ それが「PA値」です。PA値を正しく理解しないと、紫外線によるシミやシワ、たるみを防げない可能性も……！
本記事では、PA値の基礎知識や日焼け止めの選び方、紫外線を防ぐための効果的なスキンケア方法について詳しく解説します。これを読めば、あなたの紫外線対策がワンランクアップすること間違いなしです！
1. そもそもPA値とは？ SPFとの違いは？
日焼け止めには必ず「SPF」と「PA」の2つの指標が表示されています。それぞれの違いを理解することが、正しい紫外線対策の第一歩です。
指標意味防ぐ紫外線の種類影響SPFサンプロテクションファクターUVB（紫外線B波）炎症・赤み・シミの原因PAプロテクショングレードオブUVAUVA（紫外線A波）シワ・たるみの原因
SPF（Sun Protection Factor）とは？
SPFは、主に「UVB（紫外線B波）」を防ぐ力を示します。UVBは肌の表面にダメージを与え、日焼けによる赤みやシミの原因となる紫外線です。SPFの数値が高いほど、UVBのダメージを防ぐ時間が長くなります。
PA（Protection Grade of UVA）とは？
PAは「UVA（紫外線A波）」を防ぐ力を示します。UVAは肌の奥深く（真皮層）にまで到達し、シワやたるみを引き起こす原因となる紫外線です。PAの表示は「+」の数で表され、以下のように強さが異なります。
PA値UVA防御効果PA+ある程度の防御効果PA++一定の防御効果PA+++高い防御効果PA++++非常に高い防御効果
特に シワやたるみを防ぎたい人 は、PA+++以上の日焼け止めを選ぶことが推奨されます。
2. なぜPA値を重視するべきなのか？
「日焼け＝肌が黒くなること」と考えがちですが、実は 紫外線は見えないダメージを蓄積させる ことが問題なのです。特にUVAは雲やガラスを通過するため、曇りの日や室内にいても肌に影響を与えます。
PA値を軽視するとどうなる？
シワやたるみが加速し、老け顔の原因 に
コラーゲンが破壊され、ハリのない肌 に
肌の深層までダメージが蓄積し、将来的にシミが増加
「私はそんなに外に出ないから大丈夫」と思っていても、 室内の窓際や車の中でもUVAは降り注いでいます！
3. PA値を意識した日焼け止めの選び方
① 日常使いならPA++以上がベスト
通勤・通学や買い物などの 日常生活で使う場合はPA++～PA+++ のものを選びましょう。SPF30程度のもので十分ですが、PA値は高めが◎。
② レジャーや長時間の外出時はPA++++を選ぶ
海や山、スポーツ観戦などの 長時間の外出時にはPA++++ の日焼け止めを使いましょう。汗や皮脂で落ちやすいため、ウォータープルーフタイプ がおすすめです。
③ 化粧下地やファンデーションにもPA値をチェック！
最近では PA+++以上の化粧下地やファンデーション も増えています。普段のメイクでも紫外線対策を意識すると、さらに効果的です。
4. 日焼け止めをより効果的に使うコツ
① 朝だけじゃなく「こまめに塗り直す」
日焼け止めは時間が経つと汗や皮脂で落ちてしまいます。理想的な塗り直しのタイミングは 2～3時間ごと。スプレータイプやパウダータイプを活用すると、メイクの上からでも簡単に塗り直せます。
② 適量をしっかり塗る
日焼け止めは、適量を塗らないと効果が半減 します。顔なら 500円玉サイズ、体には 1回で1円玉大を6〜8箇所 に分けてしっかり塗るのがポイント。
③ 保湿をしてから塗る
乾燥した肌に日焼け止めを塗ると、ムラになりやすく効果が落ちます。化粧水や乳液でしっかり保湿してから 日焼け止めを塗ることで、より密着しやすくなります。
④ 紫外線対策は日焼け止めだけじゃない！
帽子やサングラス で紫外線をカット
日傘 を使う（UVカット加工のもの）
ビタミンCを摂取 して紫外線ダメージを軽減
日焼け止めと合わせて、トータルな紫外線対策 を意識しましょう。
5. まとめ：PA値を味方につけて、未来の美肌を守ろう！
日焼け止めを選ぶ際、SPFだけでなく PA値にも注目することが美肌を守るカギ です。
✅ PA++++の日焼け止めでシワ・たるみを予防
✅ 室内でも紫外線対策を意識する
✅ 日焼け止めはこまめに塗り直す
毎日のちょっとした積み重ねが、未来の肌を大きく変えます。「まだ大丈夫」と思わず、今日から PA値を意識した日焼け止め選び を始めましょう！