女将歴9年の私が考える、飲食店経営に向いている人が持っている14の資質
実は最近になって「いつか飲食店をやってみたい人」が、案外たくさんいるんだなぁってことを知りました。ちょっとびっくりです。
しかしやってみたいだけでなかなか手を出せないのは、自分にやっていけるんだろうかという、漠然とした不安があるのもひとつの理由なんだろうと思います。
そこで今日は、個人飲食店を開業するのに向いている人の特徴について、私が思う全てを書いてみます。
あくまでも私の主観ですので、ご自身と違っていても怒ったり落ち込んだりしないでくださいね。成功のパターンは一つじゃないですから。
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飲食店うんぬんの前に、そもそも自営業じたいに向き不向きがあると私は思っています。
まずは自営業に向いている人の特徴をあげてみます。
その1、自由をこよなく愛している
誰でも自由は好きなはずですよね。
でも最近、日本でもロックダウンしたほうがいいと言う人や、決めてくれたらその通りに動くのに、政府が決めてくれないから…って言う人、よくネットやテレビで目にします。
それがいい悪いという意味ではなく、意外と人って自由すぎると迷って決められなかったり、誰かに指針を示してもらいたくなるものなんです。
でも経営って、自分で決めないといけないことの連続です。
誰かに相談ぐらいはできても、最終的に物ごとを決定するのはいつも自分です。
ですので、たとえ天災や、金融危機や、感染症の拡大で商売が窮地に陥っても、それでも自分で決めたいし、人に縛られたくないっていう人が経営に向いていると私は思います。
大阪に住んでいるとき、自分でビジネスを持っている人が多いことに気づいたんですけど、一部の人たちは「貧乏になってもいいから雇われたくない」って言ってました。
大阪、生粋の商売人がほんと多いです。
あとこれもいいか悪いかは別なんですが、時短要請やお酒の提供時間を守らず営業している飲食店っていうのも「人を当てにせず自分のことは自分で決める」という意味ではめちゃくちゃ商売人だなぁと思いました。
その2、人と違うことをいとわない
前項とちょっと似ていて、人と違うことをいとわない気質も、商売人としては必須かなぁと。
商売って基本的に人と違うことをやってナンボの世界ですし、そもそも自営業じたいが、会社に雇われる人と比べて少数派。
いちいち人がどうしてるとか気にしていると仕事になりません。
むしろ、人と違うことを積極的に挑戦できる人こそ経営向きなんだろうなと思います。
その3、大胆で行動派
そういうこともあってか、経営者って大胆で行動派で、ともするとワガママとも取られかねない性格の人が多い気がします。
自分がいちど「これがやりたい!」と思ったら、なんとしてでもやってのけるパワーがあるんですよね。
その4、損切りできる
あ、でもダメだと思ったらスパッと切れる潔さも大事みたいです。損切りというやつです。
先日「ポイントオブノーリターン」という言葉を初めて聞きました。意味は「戻れなくなる地点」。
例えば、ソーシャルゲームでガチャを引いた欲しいものが出なくなり、ガチャを止めらなくなったりとか、UFOキャッチャーで商品がとれず、何千円もつぎ込んだりとかです。
わかります。私もこういうのハマってしまうタイプです。
でも商売をするにあたっては、引き返せなくなってしまうところまで行ってしまわないことが大事みたいです。
心当たりがある人は、ひとまず身近で起きるちょっとしたことで「手を引く」練習しておくといいのかもしれませんね。
その5、数字に強い
あと、これも私は苦手な分野なんですが、経営者ってほんと数字に強い人が多いです。
たとえばどこか飲食店に入ったとします。
そうすると数字に得意な人は、平均単価 × 客数を予想してだいたいの月間売り上げを割り出し、人件費や家賃の相場をぱぱっと計算して、一日あたりいくら売らないといけないかまでをサッと出すんです。
私もだいぶ慣れましたが、もう彼らはそのスピードがぜんぜん違います。そもそも四則計算がめちゃくちゃ早い。
飲食に限らずこれからなにか事業を始めようと思っている方は、悪いことは言わないので数字の勉強だけはあるていどしておくことをおすすめします。
過去にはこんな記事も書きました↓
その6、グチをあまり言わない
まだまだ続きます。
いろんな経営者の方を見ていると、グチをいう人が少ないなぁと率直に思います。
こちらの記事にも書いたように、
経営者同士で集まると、ダラダラとグチを言っている人ってほとんど見かけません(だからいつも前向きな雰囲気でとても楽しい!)。
その所為は「変えられることは変えてしまおう、変えられないことは受け入れよう」の精神があるからだと思うんですね。
誰かが変えてくれることを待たない人が、自営をするには向いているといえそうです。
こちらの記事 ↓ とても好きなのでシェアしておきます。
その7、自由に飲まれない
あと、自由になるとだらけてしまう人もあまり自営業には向いてないかもです。
店主の二日酔いでしょっちゅう開店時間をずらしているお店、信頼されません 。
ただこれは本人の努力と周りからのサポートでなんとかなる部分でもあります。
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ではこれらを踏まえた上で、飲食店を開業するのに向いている人の特徴を挙げてみます。
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