旬やさいの薬膳おむすび: 寒露に味わう、チンゲン菜&落花生みそ
通年スーパーでみかけるチンゲン菜。
料理の万能選手で個性が埋もれがちですが、旬を迎えた今、
さっと湯通しをしてお浸しで食べると、歯切れのよいシャキシャキ感に、
「ああチンゲン菜って、こんなにおいしいのね」と、
あらためてチンゲン菜の存在を感じます。
そして落花生もおいしい季節。(9~11月)。
旬の落花生はちょっとキケンです。
なぜかというと、
塩ゆでしただけでおいしくて食べるのが止まらなくなるから・・・。
茹でたての落花生の殻を両手の指で押してパカッと割って、
薄皮ごとパクッと食べる。
実はふっくらホクホク。香ばしいような濃い味わいがあとを引きます。
〝パカッ、パクッ〟の止まらない誘惑を断ち切るべく、
えいっ! と、半分を「落花生みそ」に。
<落花生みそ>
フライパンで落花生をから煎りして、一旦とりだす。
みそ(大さじ3)、みりん大さじ1、出汁大さじ2を混ぜておいたものを
フライパンに入れ、水分を飛ばすようにシャモジでのばしながら加熱。
照りがでてきたところに落花生を戻し、よく混ぜ合わせる。
(コクのある味で食べたくなり、今回みそは赤味噌2:米みそ1の割合)
落花生みそとチンゲン菜で薬膳おむすびを創作
炊きたてごはんをまんまるおむすびにして(アッツアツはガマン)
湯通ししたチンゲン菜をおくるみのようにクルッと巻いた小ぶりなサイズ。
落花生みそをのせ、トッピングに白ごま。
味噌の塩分があるので、おむすびは塩をつけずに握っています。
秋は乾燥の季節。
肺(五臓)を養生し、体内の潤いを助ける食材で作るレシピです。
・気を養う粳米(ごはん)と血流を促すチンゲン菜。
・内臓を温めてくれる温性の味噌に、血を養う落花生・肺と胃を潤す
白ごま。
チンゲン菜の食感とすっきりした新米の味に落花生みそのコク。
三位一体のおむすび、生まれたて。🍙
急に冷え込んできましたね。
暑かったり、寒かったり。服の調整がややこしい・・・。
風邪に気をつけて、10月も乗り切りましょう。( ^o^)ノ
*〝おむすび〟の名称を好んでいるので、文中は〝おむすび〟を使用。
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