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大晦日:ゆず香る鶏蕎麦すすり年流る
今年も残りあとわずか。
早かったなぁ。いやぁ、ほんとに早かった。
気がつけば大晦日。と思うくらいに。
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ゆで時間3分。写真撮影を見込み、ゆで時間は少し短めの2分に!
大晦日といえば年越しそば。
うどん用の出汁を作るときは昆布と鰹節のバランスのよい味を目指し、
そばの時は昆布と鰹節にサバ節を足し、より深みを感じられる味を目指す。
さらに。年越しそばの出汁は素材をグレードアップ。
今年は羅臼昆布、鹿児島・指宿の本枯れ節、大分・佐伯のサバ節で。
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この厚みとねばりに昆布のパワーが表われています。
大晦日は掃除や正月料理の準備に追われ、
作業の合間に夕飯で慌ただしくそばを食べるという通例を変え、
今年は早めに食べてみることにしました。
ネギのおいしい時季。今年は旬のネギをあじわう鶏そばで♪
鍋にグレードアップ出汁と鶏肉を入れ、
沸いたら酒・しょう油・みりん・塩で味を整え、鶏出汁に。
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ゆずの皮の表面を薄く削ぎ、千切りにして鶏の上にパラリとのせると、
やさしい柑橘の香りがふわっと立ちあがる。
弱めの中火でじっくり火を通した焼きネギは、中がトロッと甘く、
器の中でネギ・鶏・そばの素敵な三角関係が展開♪
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1年の労をねぎらい、新しい運をとり込めますように。
縁起担ぎを洒落て、夫と一緒にそばを勢いよくすする。
ずずっ、ずーっ。(すする音)
年越しそばを食べる理由は長寿や健康などいくつかあり、
縁が長く続くようにという願いも込められている。
残り数時間。2024年を振り返り、そばを味わう。
オンラインも対面も、いろいろ人との会話が楽しい1年でした。
平穏な年を願いつつ。
来年もどうぞよろしくお願いします。
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祝いごとに、日常に。古くから日本で親しまれているそば。
そばを通して伝えられていく食文化もとても大事なことですね。
たとえば年越しそばのように。
そば食文化を後世に伝えたいと、noteで「蕎麦食推進クラブ」を立ち上げたEijyoさんを、いつも素敵な記事をアップされているgingamomさんより
ご紹介していただきました。
記事で参加させていただきます。
そば食文化が次世代へ続いていきますように。