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小正月の小豆粥
1月15日は小正月。
昔はこの日に小豆粥を食べ、無病息災を願ったとされています。
旧暦でみると、1ヶ月ほど先ですが、
まずは新暦の1月15日にいただいてみました。
精血を養い、腎陰を滋養する百合根を加え、薬膳粥で。
やわらかいお粥の中にある百合根のホクホク食感が、
より食べ応えを感じさせてくれます。
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付け添えはなますとタクワン、そしてクレソンの和えもの。
クレソンは、味噌にみりんと甘酢を加えて溶いたもので
和えてみました。ゴマ油と炒りゴマ仕様。
お粥、いいですね。胃腸が温まる。
土鍋で作ったというのもあるのかな?
食べた後、外出して1~2時間経ってもお腹が温かいのが分かります。
スープでもいいのかもしれないけれど。
邪気を払うという小豆を入れ、小正月に消化の良いお粥を食べる、
という昔の人の生活の知恵がなんとなく分かる気がします。
さて、旧暦の小正月はどんな小豆粥にしましょう・・・。