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フルチンで泳いだことはあるか?

 こんなタイトルの記事を開いてくれてありがとう。恐らくこの記事を読んでいるということは、フルチンで泳いだことがない人だろう。もしくは女性かもしれない。ちなみに記事を書いているわけだから、私はフルチンで泳いだことがある。

 これから、フルチンで泳いだ時の背景、思ったことをつらつらと書き連ねるわけだが、もしかしたら男性にしか伝わらない表現となっている可能性がある。なぜなら、チンチンは男にしかついていないもので、ついていない感覚が全く理解できないからだ。

 小学生高学年の時、劇をやった。その時、母親と同じくらいの身長だったので、衣装として母親のズボンを借りた。履いてみると、股間周りがあまりにもきつい。女性にはチンチンが付いてないから。その分余裕がないのだ。劇のことは全く覚えていないが、女性のズボンの股間周りのキツさだけは鮮明に覚えている。

 とまあ女性と男性は全く体の作りが違うわけで、その違い、感覚は到底理解し合えるものではないだろう。だから、男性にしか伝わらない表現になるかもしれないよ、ということである。

 せっかくここまで読んだんだ、続きも読んでください。

フルチンで泳ぐことになったきっかけ

 22歳の頃だったと思う。訳あって静岡県に訳半年住むことになった。住むといっても、平日は働いて、土日は休みの普通のサラリーマン生活だった。住み始めた頃から期限が半年であることはわかっていたので、思いっきり観光をすることにした。

 車を持って行ったもんだから、御殿場のアウトレットや、三島スカイウォークに一人で行った。一人で行った三島スカイウォークは、体感15分くらいで帰った気がする。

 基本的に休みの日は一人で過ごしていた。しかも静岡と言えば、サウナしきじだ。半年の間に10回は行っただろう。タオルもほぼ全種類買っただろう。そのくらい良いサウナだ。何が良いかって、水だ。水がまろやかで、体を包み込む。普通は冷たい水風呂に入れば、水が体に刺さるような感覚が多少はあるが、しきじの水風呂にはそれがない。
 この経験はなんとも形容し難いもので、私の文章力では伝えきれない。その辺の誰かが書いたしきじレビューを読むか、実際に行ってみてくれ(汗)。

 と、しきじにはよくお世話になったが、しきじは混むのだ。休日になると、待ちができる時もあるくらいだ。そこで私は考えた。

「しきじの良さは水にある。静岡県は水がいいのか。ということは、静岡県のサウナだったらどこでも同じような水風呂なのではないか。」ということでしきじ以外のサウナにも行ってみることにした。せっかくだからね。

 早速サウナを調べてみる。さすが聖地しきじがある静岡県。少し調べただけでも個性的なお店がたくさんあるように見える。しかも、サウナ人口が多いためか、レビューの数もそれなりに多い。

 サウナが好きな人が多いのか、それともサウナの聖地がそうさせたのか、静岡のサウナのレベルは高そうだ。

 そう期待に胸を膨らませる中、とあるサウナが目に留まった。

目に留まったサウナとは

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