【社会派癒しコメディ】会社員はつらいよ♪ 100万回のすみませんよりも♪
会社員、学校、保護者…
人間関係に悩む全ての人に捧げます。
誰もが悩む`すみません`問題に、渾身のコメディで切り込みます。
記事には、美女の始球式写真もありますので、写真だけでも(笑)
超自信作ですので、ぜひ読んでみてください!
*
「すみません!すみません!すみません!」
楽屋回り、収録の後、鈴木奈々はぎこちない笑顔で謝罪を繰り返す。
天真爛漫、アホだけどいい奴そう。
そう思われている彼女は、不器用さゆえ、人情の機微に触れることができない。
だから始球式で
「投げますよ〜〜」
と10回連呼し、尺をとりまった。
この豪快なフォームと爽快な笑顔を見てほしい。
かたや、グラビアアイドルの佐野ひなこは、こんな感じ。
(佐野ひなこのひらひらのミニスカートは、童貞ならセーフティーバントでランニングホームランにできるほどの威力がある)
鈴木奈々に話を戻そう。
彼女は、投げる投げる詐欺によって、結果として、試合開始を2、3分遅らせてしまった。
そんな鈴木奈々にメディアや人々はバッシングを浴びせた。
グーグル先輩で、「鈴木奈々」と入力すると、始球式と連なるほどだ。
「どこで!? いつ!? どうやって!? 投げそうで投げない始球式」なんていう動画もある。
なんてこった。
そこまで言わなくてもいいじゃないか。
ダチョウ倶楽部の真似をして球場を盛り上げようとしたのかもしれない。
事前に、「鈴木さん早く投げてね」と誰かが言っておけばよかったのかもしれない。
いや、たとえ空気が読めなくても、いいじゃないか。
一生懸命で賞(しょう)?
私はいつか、そんな賞を作りたい。
やらかしたけど一生懸命だった人に、ノーベル一生懸命賞、みたいな。
しかし。
格差が広がり、不安のマグマが溜まる今の世に寛容さはない。
お客様は神様、取引先は神様、過剰要求が人々を、いや、自分の首を締めつける。
*
(橋本環奈ちゃんの始球式はこちら。記事が一段落するごとに始球式を掲載しますのでこちらもお愉しみください!女性向けにイケメンも登場します)
会社も、学校も、政治も。賢い人が上手くいく。
その賢さは知識の量ではない。
人の感情、場の空気を読むという賢さだ。
今の社会、真面目だけではバッシングを浴びることが多い。
ちなみに私も、鈴木奈々と似ている。
先月、「ある会議にて、報告者の写真を撮る」、という仕事があった。
与えられたミッションは、なるべくアップの写真を撮れ。
トム・クルーズならば颯爽とこなすミッションだが、機械音痴の私には難しいものだった。
(同じアングルでも狩野英孝はこうなる)
カメラのズーム機能を使いこなせなかったので、仕方なく、
報告者にズームイン
したのだ。
報告者の目の前、ほぼ0距離で撮影する私。
そう、邪魔だ。
終了後の参加者アンケートには、このように書かれてあった。
「写真はそこまで近づかなくても撮れるよ」
「彼の写真の撮り方がプレッシャーになる」
*
大女優・石原さとみもこの笑顔。彼女はドラマH2で野球部のマネージャー古賀はるか役を演じたこともある。注目してほしいのはこの膝だ。どこをどう切った?きっと、この始球式のために、可動域を広くしたのだろう。
もちろん、あの言葉を連呼した。
始球式でやらかした鈴木奈々が私に憑依したかのように。
サラリーマンの流行語、すみませんだ。
KAROUSHIという日本語が世界で通じるようになってしまったが、SUMIMASENもいずれ世界共通になるかもしれない。
ちなみに私の私は、転職したことにより、「すみませんバブル」が沸き起こっていた。
世界で有名なバブルは、チューリップバブル、ドットコムバブル、仮想通貨バブル…
そして、喜多漠路の
「すみませんバブル」
もお仲間に入れてもらいたい。
何がどうバブルなのか?
国家公務員として働いた3年間よりも、転職後の3ヶ月の方がすみません、と言っているのだ。
圧倒的に。
転職をした結果、収入は100万円以上減ったが、
・すみませんと労働時間とストレスは増えた。
ながはまねる~ちゃんもこのジャンプ力。3cmは浮いている。きっとユリゲラーが浮かせているのだろう。
だが、悪いことばかりではない。
実家で暮らすことができたし、素敵な、素敵な出会いもたくさんあった。
それ以上に、転職したおかげで「すみませんバブル」というくだらないギャグも思いつくことができた。
だがしかし。
「すみませんバブル」は由々しき問題だ。
そこで、「すみません」について分析してみようと思う。
*
<ミス・スミマセン は誰だ?!>
イケメンにもグラビアアイドルにも女子大生も十人十色だ。
そして、すみませんも同様だ。
エントリーナンバー1:能力不足のすみません。
最もシンプルなパターンだ。自分の実力不足が原因なので、これは自業自得である。
この場合はだいたいが、本気で申し訳ないと思っている。
だから私は、本気のすみません、「本すま」と呼んでいる。
エントリーナンバー2:認識のズレによるすみません
これも仕方がない。様々な人が好き勝手言って振り回される場合に怒る。
特に、指揮系統が統一されていない組織ではよくあることだ。
学校生活でも、〇〇先生はこう言っていたが、△△先生はこう言っていた。ということもある。
略称は、「ズレすま」だ。
エントリーナンバー3:防げない理不尽なすみません。
これはもっとも辛い。
自分の過ちが認められないすみませんだ。
上司の言っていることがとんちんかんだったり、
この場合のすみませんは、甲本ヒロトのように、クソッタレとシャウトしている。
ただ、このときに悔しさを出してはいけない。
本当に申し訳なさそうに、「すみません」と言った方が、説教はすぐに終わる。
このすみませんは、本当につらいので「つらたん」と呼んでいる。
石橋杏奈さんを見つめる背後...緊張の初回のマウンドを前に、集中力を切らされたくない投手の気持ちもわかります。
エントリーナンバー4:
またつまらぬことで謝ってしまった
これはルパン三世の石川五右衛門のパロディだ。
なんてことないことで謝る癖がついている人はこれをつかってみよう。少し気持ちが楽になるかもしれない。
エントリーナンバー5:さ~~せん
すみませんをくだけさせた言い方だ。
私が高校時代に多用していた。先生に叱られたときや、街ゆく人たちに道を聞くときに使う。
タピオカを買うために行列に並ぶ女子高生も、「さ~~せん!タピオカください~」と言うのだろうか。
エントリーナンバー6:会話の中でのすみません
私「転職してから前職の10倍は謝ってますわ。この仕事向いてないかも」
先輩「わかるで。けどな、社会人っていうのは謝るのも仕事や」
私「せ、せんぱぁい。愚痴って、すみません」
ついつい先輩に愚痴ってしまって申し訳なくなってときに繰り出す、すみません。
これは本気のすみませんに分類される。
(佐藤健の始球式。ユニフォームかパーカーかわからない)
(仮面ライダーゴーストは本当にパーカーを着ている)
エントリーナンバー7:フライングすみません
上司から何かを言われたらまず口がサ行になる人は?
前もって「すみません」と言っておけば気持ちが楽になると考えるからなのだが、これはもう末期。
フライングをやらかしたときは、非常にまずいことになる。
「すみません」
に対して、「まだ何も言ってない」と雷が落ちるのだ。
まるでハエを払うベジータだ。
そんなときは、「早かった~」と思ってしまう。
早い遅いの問題でもない。
エントリーナンバー8:滑舌が悪いがゆえのすみません
たまに、滑舌が悪くなり、すみませぬ、と言ってしまうことがあるが、
「武士かね?」とつっこんでくれるような雰囲気ではない。
これなナ行変格活用だ。
こんなときに、古文の知識が生きるとは。
今日から俺は、で大ファンになった清野菜名ちゃん。ドアらの手がやばい。これはおっぱいを鷲掴みにしようとしている手だ。さらに目を見てほしい。微妙に下をみて、足をみている。これは危険だ、逃げろ、清野菜名ちゃん
しかしドアラは爆転が得意なんだ!すぐに追いかけてくるぞ!
*
さて、くだらないすみません列伝が続いたが、これらをもとに大学教授に統計を取ってもらいたい。
いや、トリビアの泉の企画などはどうだろう。
「サラリーマンが発するすみませんのうち、本気で思っているすみませんは、…%」
視聴率が、3%しかとれなくて、プロデューサーが社長に「すみません!」と謝り、
そのすみませんは、どの意味だ?と、想定するまでが流れだ。
謝り王決定戦、なんていうのはどうだ。
他にも、ドラゴンボールの元気玉のように、全国の下っ端社員のすみませんの力を集めて…
どんどんアイデアが湧いてくる。
私は社会人としては、戦闘力の低い下級戦士だが、アイデアマンとしては戦えるのではないか。
ちなみにマルクス主義とすみませんを結びつけた壮大な小説のアイデアがある。
ただ、まだ足りない。もっと自分自身がすみませんと言わないと、この小説は素晴らしいものにはならない。
期待させてしまって、すみません。
(あ!また言ってしまった)
謝り道5段を自称している場合ではない。
すみませんと言わずに済む、自らを育て上げるしかないのだ。
そんなことを思いながら、私は今日も尾崎豊や高橋優や長渕剛の反骨心だらけの楽曲を聞く。
この世界は謎が多いがこれだけは確実に言える。このアングル、絶妙なパンチラ。今田美桜さんを撮影したカメラマンは、童貞ではない。
*
すみませんと、年齢に相関関係はあるのだろうか。
小学校のときのすみません、いや、ごめんなさい、はもっとも純粋だった。
咳でインフルエンザウイルスをまき散らすように、「すみません」を吐き出すダメリーマンの私ではあるが、学生時代はそうではなかった。
むしろ、
我輩の辞書にすみませんという文字はなかった。
連載している、高校時代の自叙伝「俺バグ」での私は、とにかく怖いもの知らずだった。
好きな女の子に何度フラレようと告白を繰り返した。結果のべ1年、3回目で成功した。先生にどれだけ叱られようと気にしなかった。
200点満点のテストで6点をとっても、笑い飛ばした。
偏差値40から1年間、猛勉強して、国公立大学にすべりこみ合格を果たした。
(映画・億男でファンになった池田エライザさん。劇中で彼女は、男をお金で判断していた。落語のストーリーをオマージュしたあの作品は人生のターニングポイントにもなった)
*
しかしどうだ?
国家公務員時代を思い出そう。
天下の大疑獄・森友学園のただなかにいた私は、
何も悪くない人たちが「すみません」を多用していたのをみたじゃないか。
それが社会か?
働き方改革、副業解禁、耳障りの良い情報の裏では、国民の不利益が累積している。
特定秘密保護法、水道法改正、高度プロフェッショナル制度、
異様な強行採決の多さ、
実質賃金は上がらず、年金も全くあてにできない。
都合の悪い真実が隠されているのが今の社会ではないのか。
だから、私はすみませんという。
歯向かったって今の実力では、どうもならないからだ。
火曜から深夜帰りでも、何食わぬ顔をして出勤する。
理不尽?
NONONO、これが世の中なのだ。
福山雅治の兄貴も言っていたじゃないか
「それがすべてさ」って。
あまりのセクシーさに投げ銭したくなる片山萌美さん
*
すみませんと言えることはマシ、そう思えることがあった。
国交省時代、森友学園事件の最中に政治家と官僚の理不尽さを目の当たりにしてもキレなかったわたしが上司に怒ったことがある。
上司が私を舐めて、黙殺していたからだ。
窮鼠猫を噛む。キュウソネコカミだ。
(キュウソネコカミというロックバンドが、「米米米米」という歌を歌っているのだが、ぜひ聞いてほしい)
しかし、キレるといっても、私はあくまでもマイルドヤンキーだ。
「パワハラっすよね?」と、詰め寄り、椅子を少し倒した。
あえて、もう一度言おう。 椅子を少し倒した。
手を出したりするなんてことはしない。計算だ。
私がキレたあと、その職場での労働環境は劇的に改善された。
やはり舐められていたのだ。
この話は、なかなか面白いのだが、また別の機会に。
国交省編はネタが豊富なので、炎上を恐れず、いずれもっと書いていきたい。
作戦コマンドは、「ガンガンいこうぜ」
(童貞なら大気圏を生身で突破できそうなほどの谷間を持つ片山萌美さん)
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「100万回のすみませんよりも...」
タイトルは、等身大のラブソングから引用した
学生時代、Aqua Timezが大好きだった。
しかし今は、「100万回の愛してるなんかよりも」と歌う余裕はない。
先月、彼女に振られて痛感したのだ。
今の私に、本気の恋をする資格はない、相手に失礼だ。
年収上げてえ!小説が売れてえ!映画化してえ!時間がほしい!
7つの大罪のうち、「強欲」に極振りした男が家族を養えるだろうか?
否。
ストレス解消は、給料日に仮想通貨と米国株式の買い付けること。
ちなみに、ビットコインはこの3ヶ月で4倍になっているのだが、私が推しているXRPは10%ほどしか上がっていない。頑張れXRP。世界の金融システムを変えてくれ。世界から両替の手間をなくし、国際送金に光を。
「10年後にはどえらいことになるんや」と言うバカ息子を、父はあきれ果てながらも見守ってくれる。
君の膵臓を食べたいを熱演した浜辺美波さん。彼女に無駄な露出は不要だ。控えめに言っても「天使」、控えずに言えば、「さすがに天使」
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いつからだろう。
「すみません」に蝕まれるようになったのは。
職場での私は10年前とは全く違う。けっこうビクビクしているのだ。
会いたくて震えている西野カナを嘲っていたら、自分が職場で震えてしまっているではないか。
ただ、常にびびっているわけではない。
今はいけると思ったら、うっぷんを晴らすように調子にも乗る。
ただ、「あ、やばい」と感じた時には、しおらしくなる。
帰りやすい日は、逃げだすように帰路につく。
定時で職場から出て、三宮の町を歩くあの瞬間の解放感が溜まらない。
ほんの数分だが、自由を手に入れた気持ちになる。
(石原さとみだって、サブマリンに挑戦することもある)
しかし、私はまだましだ。
世の中には、私の数倍謝り、苦労している人たちがいる。
私は、そんな人たちを救いたい。
日曜劇場の池井戸ドラマのように。爽快で痛快な作品を描きたい。
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ただ、私は前職の国家公務員があまりにもホワイト(キングオブホワイトと名付けた)すぎたので、その落差に苦しんでいる。
とくに私たち若者は、年金支給が80歳以降になることが濃厚なので、文字通り死ぬまで働く可能性も高い。
しんどいことも多いが、救いはある。救世主メシア様がいるのだ。
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理解者だ。
私が尊敬する西端さんは、「負の感情を表現に昇華しよう」とおっしゃってくださった。(西端さんのことは別の記事で詳しく書こう)
その言葉がなければ、私は退職届さえ書かずに消えていたかもしれない。
今、書いているエンドビギニングは、そんな自分の負の感情とユーモアをうまく融合させたい。
ヒョーイザムライを書いていた時よりも、ストレスが溜まっているので、よりよい作品になると思っているが、いかんせん執筆時間が確保できないので全く進まない。
*
さらに良いこともある。
会いたいと思えるステキな人がいるのだ。
私が彼女に振られる直前に出会った人なのだが、とにかく素敵だ。
そして、その人はとにかく「まっすぐ」
私が失った「まっすぐさ」を持った人だ。
嵐の楽曲に、ナイスな心意気というものがある。
まさに、その人は、私にバラ色の気分を与えてくれる。
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今日は定時退社をカチ込んだので、野球を見ながらキーボードをたたくという至福の時間を過ごすことができた。
しかし、私は明日からも言い続けるだろう。すみません、と。
そのすみませんは、降伏でもなければ、服従でもない。
全巻持っているこち亀の一番好きなシーンがこれだ。
「今に見てろよ」
私は常にこの気持ちを忘れないでいたい。
いつだってそうだ。大学受験、国家公務員試験。怒りを糧にスーパーサイヤ人になってときに私は普段以上の力を出す。
現実世界の私は、嘲られて舐められることが多い。
収入も少なく、恋人もいなけりゃ、顔も塩ってる。
しかし、誇りだけは失いたくない。
どれほど悔しくても、目標を見失いたくない。
私は、創作者なのだ。
世の中を明るくする、世界を変える作品を考えるのが使命だ。
「1日平均30回」すみませんと、言ってもいいじゃないか。
それが、素晴らしい作品を作る糧となる。
「すみません」と言いながら、牙を研いでいるのだから。
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最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました!
(始球式写真はどうでしたか、イケメンが少なくてすみません(笑))
今回は自分と同じように苦しむサラリーマンの方に向けて書いた文章です。
ただ、この記事に共感していただいた方は、ぜひシェアしていただきたいです。
ツイッターでも、noteでも、かまいません。
日本のサラリーマンたちが、「愚痴とユーモアと美女の始球式の融合」で少しでも元気になってもらえればよいな、と思います。
やってられねえ、と思うこともありますが、素敵な人たちとの出会いや、いつかの大逆転を胸に秘めて、私は自分の作品作りと発信活動に打ち込んでいこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします!