安福又四郎商店「山田錦の玄米茶のブランディング」2022年度最終報告会から
1751年創業の酒蔵である同社は、主力事業の酒造に加え、酒蔵が提案する初めてのノンアルコール飲料として水出し有機玄米茶「88(ハチジュウハチ)」を商品化しました。有機栽培の酒米・山田錦を使い、香り高く、うまみのある味わい、水出しによる低カフェインなどをうたっていますが「伝えたいことが多すぎて商品訴求の焦点が定められずにいた」ことからブランディングを考えました。
1月にWebサイトのリニューアルを図り「食を醸す」というコンセプトを強調しました。併せてリーフレットも作成しました。また、大阪、東京の業者向け展示会に出展し、来場者がどこに価値を感じているかを探りました。そして「根幹のアイデンティティとして、酒蔵が作った酒米を使った玄米茶であることを強調したうえで、ターゲットに合わせて訴求ポイントを変えていくべき」との結論に達しました。
展示会では様々な来場者から多くの引き合いがありましたがフォローできる人材が足りていないため現在営業担当者の採用に向けて動いています。もう一つの看板商品である、和牛のための日本酒「牛と鉄板」と組み合わせながら、水出し茶の潜在顧客を掘り起こし、3年後に売上2000万円を目指しています。
2023年参加申込は7/14(金)迄です。
ご質問などあれば下記まで!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?