見出し画像

認知症予防に「回想法」、まちづくりにも「回想法」を使いましょう 

八王子市の郷土資料館(博物館)が『回想法』の研修をしてくださいました。

回想法は高齢者の認知症予防に役立つらしい。
5、6人で輪になり、聞き役が「懐かしい話に花を咲かせましょう」と呼びかけ、一人ひとりに思い出話をしてもらう。
こんなイメージです。

「幼い頃の遊び」とか「お手伝いの思い出」など毎回テーマを決めて話します。
今回の研修では『回想法』を知り、活用できるようになることが求められました。やってみると、聞き役はけっこう難しい。💦
先生の話も演習もとても面白かったです。

なんで博物館が主催なのか???と、ずっと疑問に思っていたのですが、要するに「博物館の収蔵物を使って回想法をしたらいいよ。」ということだそうです。
たしかにモノを目の前にして話すとさらに盛り上がりそうです。

昔懐かしいモノがたくさんある博物館は、展示しているだけじゃなく、モノを活用してもらいながらまちに出ていく!のだそうです。
博物館が回想法をリードするのかな?と期待していたのですが「みなさんが回想法をする時に物を貸し出すのでお声がけください。」的な、待ちのスタンスだった。ということも判明しました。

初日は基礎編、二日目は応用編で2日間10時間の研修を終えたところで「特に効力はないんだけれども・・・」と小声で言いながら『回想法サポーター認定証』を渡されました。このあたりも博物館の人らしくクスッと笑えました。

とにかく、NHKにも出ている著名な来島先生の直伝で回想法を学べたし、八王子の博物館から認定証をもらえたので、
こうなったら「回想法のこばさん」になるしかない!と思いました。
免許皆伝!です。

いつもの『みんなで集まってお話ししましょう。』の会を
来島先生の「回想法」を取り入れた認知症予防のたのしい集いに変えることができます。

懐かしい話はみんなが持っています。
知らない人同士も仲良くなれるので高齢者でなくても楽しめます。
回想法はまちづくりのツールとしても使えそうです。

私は博物館から懐かしい物を借りてみなさまのところに伺い
「懐かしい話に話をさかせましょう〜」と昔話の花を咲かせます。
ご興味のある方はお声がけください。
(たぶん、伝授もできるはず・・・)

認知症予防だけでなく、まちづくりにも使える回想法

いいなと思ったら応援しよう!