突然思い出すトラウマ対策「マインドバステクニック」3つのコツ
悪い思い出が頭の中をぐるぐるしちゃうこと、ありますよね。
しかも、一度ループしてしまうとしばらく悪循環から抜けられません。
今回はそんなときに使える「マインドバステクニック」を紹介。認知行動療法の一つとして有名なので、安心して取り入れていただければと思います。
マインドバステクニックのやり方
・自分が大きなバスの運転手だと想像する
・フラッシュバックの対象が乗客だとイメージ
・バス停で対象を降ろして、再びバスは発信する
このイメージをするだけです。
たったこれだけですが、かなり効果は高めなテクニック。
食欲を我慢するのにも使える
Resisting chocolate temptation using a brief mindfulness strategy
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/bjhp.12050
上記論文によれば、マインドバステクニックは「どうしてもチョコレートが食べたい!」って気持ちを抑える効果があるんだとか。
面白いですよね。
要するに、「どうしても頭から離れない感情を切り離すテクニック」なのです。つまりネガティブな状態にも使えるってわけ。
マインドバステクニックのコツ1「乗客目線」
では、ここからは僕がマインドバステクニックを使ったときに気づいた内容をシェアします。
1つ目は視点。
おそらく、ほとんどの人はバスの運転なんてしたことないですよね? なので、ちょっと運転手目線は想像しづらいもの。
だから、乗客目線でもOKです。
肝心なポイントは、自分が乗ってる車両から対象が降りて、過ぎ去っていくイメージだから。なれてない場合は乗客目線でやってみましょう。
マインドバステクニックのコツ2「実在するバスで想像する」
空想でバスを作るよりも、実在するバスを想像した方がラクです。
普段使ってる路線があるなら、現実の様子で想像してみましょう。
また、バスに普段乗らないよ、って人は電車でもOK。家庭用乗用車ももちろん問題なし。
参考にどうぞ。
マインドバステクニックのコツ3「ヒト以外は印刷物にしてしまう」
フラッシュバック対象がヒトではない場合、バスの乗客にするのが難しいですよね?
そんな時はパッケージ印刷みたいにしてしまいましょう。iPadみたいなものでもOK。
その包みがバスから出ていく様子をイメージできれば大丈夫!
こちらも困ったときに参考にしてみてください。
[動画版]嫌な思い出がフラッシュバックした時の対処法『マインドバス』を使う3つのコツ
動画でも解説してます。よければどうぞ。
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