『お箸で食べるスパイスごはん』ランチイベント
5月30日に、スパイス料理愛好家・渡邊真澄さんの初著作
『お箸で食べるスパイスごはん』
が発売され、ちょうど1ヶ月後の6月30日、予約してくださった読者の方30名をお招きしたランチイベントが行われました。
書籍に掲載されたレシピをなんと著者手作りでいただけるという、珍しいイベントです。
こちらの書籍では企画編集、表紙と紙面デザインなどを担当しています。
フリーの編集者として本づくりに携わるなかで、本を購入くださった方がたくさん集まるリアルイベントは初めての体験でした。
ランチ準備に勤しむ著者の渡邊真澄さんをはじめとする厨房チームの皆さまを見て、
「30人分のごはん…すごい……」
とふだん4人分しかつくらない主婦はイベント開始前から大感動。
我が家にもたくさんのスパイスがあるのに、以前の私は尻込みしてまったく使っていませんでした。
この本づくりを通して気軽にスパイスが使えるようになり、食卓や味わいをさらに彩ることができています。
表紙の真ん中にもある「さばオニオンのトマトアチャールのせ」は、私の大大大好きなレシピ。この日のランチプレートでもセンターを飾っていました。
席に着いた参加者の方々がランチプレートに舌鼓を打つ姿、それを嬉しそうに眺める渡邊真澄さんの姿、それに感極まる私。
こんなに読者の方々に愛された著者、レシピ本に携わることができて幸せです。感激していたら真澄さんに優しくお声がけいただき、思わず涙が出てしまいました。
著者に励まされる編集者、恥ずかしい……!
あっという間の2時間半でした。
イベント終了後、サインを書く真澄さんの姿を旦那さまが撮影していて、それでまた目頭が熱くなりました。本づくりでご家族にもたくさん支えていただいたと伺っていたので、今日この日をご夫婦でお迎えしたという事実があまりにも尊くて……。
一番そばで見守り支えてこられた旦那さまの感動もひとしおだろうと思います。改めて、本づくりは出版社やチームだけでなく、さらに多くの方々のご尽力のもとに成り立っているのだなと身の引き締まる思いでした。
この素敵な機会を励みに、よりよい編集をご提供できるよう私も精進します。ごちそうさまでした!
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