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研究成果:6mmの靴底摩耗が膝関節に与える影響とは!

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

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靴のかかとの摩耗、膝に影響あるの?

今日は靴のかかとがどれくらいすり減ると、私たちの膝にどんな影響を与えるのかを掘り下げてみたいと思います。これ、実は健康にも関わってくるんですよね。

靴底の摩耗、侮れない!

神戸医療福祉専門学校の山本悟士さんと兵庫医科大学の坂口顕さんが、靴のかかとがどれだけ減っているかで、歩く時に膝にどんな影響が出るのかを調べられていました。

学生さんの報告って大丈夫なの?
と思う人もいるかもしれませんがご心配なく!

”兵庫医科大学倫理審査委員会”の承認を得て実施されたものだそうです。

https://dimio.jp/kutsu38/data/syourokusyu.pdf

新品の靴と、かかとが6mm減った靴で比較してみたんです。

研究の方法

健康な大人15人を対象に、新品の靴(NS)と6mmすり減った靴(AS06)を使って実験しました。

靴は右左で同じくらいすり減るように特別に作ったんです。歩くときの動作は、3Dの動作解析装置や床反力計という特殊な機械で計測。歩くデータは「かかとがついてから、つま先が離れるまでの時間」で比較しました。

実験結果は?

実際の結果として、かかとがすり減った靴を履いて歩くと、外から膝にかかる力(KAMといいます)の積分値が増えたそうです。ただ、膝や股関節などの角度には大きな変化が見られなかったとか。

なるほど、ちょっと意外かも。

※これって確かにそうなんです。靴底が6mm程度のすり減りでは歩き方ってそんなに変わらないんですよね!でも、インソールで2-3mm補正すると「膝の負担がぜんぜん違う!」と言われることって多いです。

あるあるだ!


どうしてこうなった?

かかとが摩耗することで、かかとの角度が変わり、歩くときにかかる力の作用点が内側にシフトしたみたいです。それで膝まで届く力の距離が長くなったのが原因みたいですね。

絵にしたらこんな感じ

このような目に見えにくい力の流れってかなり重要です。分かりやすく言うと身体にかかるテコの原理です。一般的なのは関節を中心に回転する力を指す関節モーメントですね

「力 × モーメントアーム(力の作用点から支点までの距離)」で算出

かかとが6mmすり減るだけで膝に影響が出る可能性があるというのは面白い。

結論

膝の負担を減らすなら靴底の摩耗に気をつけよう!
早めの買い替え or 修理がおすすめ!

自分で修理するなら・・・
簡単なのはランライフ

スニーカーやランニングシューズなど耐久性を持たせたい+簡単にお金をかけずに修理するならこれですね!

接着したい面を綺麗にして付属の接着剤をつけて貼るだけ!

細かく調整したいならシューグー

わたしは慣れてるのでこっち派です!
でも、耐久性はランライフのほうが上

実際の使い方はこちら

めんどくさいときは依頼しよう!

実はミスターミニットさんはAmazonから返送用箱付きで靴修理もやってくれます。面白い時代だ・・・


まとめ

というわけで、靴のかかとがすり減ってるのをそのままにしておくのは避けたほうが良さそうですね。

思ったほど大きな変化はないかもしれませんが、ちりも積もれば山となる。健康のためにも、靴のメンテナンスはきちんとしたほうが良いかも。ぜひ皆さんも、自分の靴をチェックしてみてね!

いってらっしゃい! 😄✨

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