たぶん間違いない。アスレシューズ ハイバウンスオーバードライブの使い方と身体の使い方
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
博多でニコニコしながら走る成人男性を目撃した人へ。それはきっとわたしです。もう、本当に良かった!笑みがこぼれるぐらい好き。そんなこの靴の感動を伝えたい!というのが今回の内容
衝動買いしました。
みんな大好きワークマンの【ハイバウンスオーバードライブ】
特徴をざっくり言うと
靴の前半分が、後ろ半分よりやや高い
前足部での走行が前提
後足部はブレーキ用
クッション性がとても良い
カーボンの芯材が入っている
これらによって、
前足部で跳ねながら速く走れて楽しい!
というのを¥2900(税込)で体験できるというまぁすごいやつ。
これは最近読んだスロージョギングの方法
元々読んで憧れていた世界最速の民族の走り
これらを実現しやすいという背景もあり・・・買ってしまいました。
おすすめの使い方
この靴はナイキのヴェイパーフライのように前足部~中足部着地で最も輝く靴です。それは、履いて立った瞬間に分かります。明らかに前足部に厚みを持たせ、かかとの下は頼りない印象。
というか、後足部はブレーキやちょっと歩く時のためであり、ウォーキングには適さない程度に身体の使い方を合わせないと使いこなせないのかなぁyという印象。
公式サイトのレビューで、
「カカトがすぐに磨り減る」だから良くない!!
というものも見かけました。
実際に添付された画像はこちら
めっちゃ踵接地ですね!
THE ヒールストライク!
前足部は全然減っていない。
前足部が後足部より高いので、この靴を履いたら「つま先上げの姿勢」に矯正されるような印象です。このような状態で踵から着いたらそりゃいつも以上に磨り減るし
なによりふくらはぎの筋肉にも負担がかかりやすくなります。
違うんです。
この子の使い方は足の前側で主に着地~蹴り出しを行う靴で、それを身体の
前傾具合
手指を使った肩の開きと腕のふり
背筋の伸ばし方
足指の曲げ加減、伸ばし加減
これらによって、跳ね方や跳ねる方向を変えてペース調整。というのがこの靴に最も求められる身体の使い方のように思いました。というか、これが最も楽に靴の特性を負担少なく活かせる身体の使い方でした。
書いてて疲れてきたのでざっくり解説すると
身体の前傾具合
=ここでスピード調整、アルトラのようなベアフットシューズの使い方に近い感じ。手指を使った肩の開きと腕のふり
=前傾しないになると肩が前にでやすくなります。肩が前にでると肺が圧迫されやすく呼吸に影響するので疲れやすい。
手の小指、薬指を曲げることで広背筋など身体の背面の筋肉が優位な姿勢となり肩が開いて呼吸しやすく、背筋も伸びやすくなります。
前傾具合によるスピード調整をしながら、手による呼吸の確保具合も調整すると楽でした。背筋の伸ばし方
=手指の曲げ方だけでなく、手のひらの向きで調整。走る時に手の甲を上に向けると腕振りしやすいけれど、肩を巻くような前傾姿勢になりやすい。
逆に手の甲を下に向けるほど腕は振りにくくなるものの、肩が開き、背筋が伸びて呼吸がしやすくなる。
自分に合う加減が大事足指の曲げ加減、伸ばし加減
=前足部接地ということは、足首の安定性が増すほど蹴り出しの恩恵を踵接地より受けやすくなります。足の指を曲げると筋肉の走路の関係で足関節の動きが悪くなります。固定されるのです。
海外選手に多いような、跳ねるような足運びがしやすくなるのは足指をやや曲げたとき。でも、安定感が増すのは足指を伸ばして足関節の動きを柔軟にしたとき。
ざっくり、これらのような身体の使い方をそれぞれ試しながら
「これぐらい体を頭から前傾させたとき、手はこれぐらいの加減で握ったら楽だな」
「足指はちょい曲げが良いと思ったけれど、この靴底の沈み方、わたしの足の柔らかさを考えたら伸ばし気味で安定感にふったほうが速くて楽」
「もっと跳ねを意識して腕を後ろに大きめに振ることでストライドを上げたほうが効率が良いな」
このような小さなPDCAを回しながら走っていたら・・・
びっくりするぐらい楽しかったです!
ニコニコしながら走ってる自覚はありました。
控えめに見ても不審者です。
でも、止まりませんでした。
そんなものじゃ憧れは止まらないからです。
???「ナナチは本当にかわいいですね」
たぶん、この使い方で大きな間違いはないと思います。
こんな楽しい道具がたったの¥2900(税込)で買えるなんて本当に良い時代になりました。やっぱり靴は面白いですね!