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楽しい仕事と楽しくない仕事は何が違うのか

「この仕事、40年は無理だな。」

会社員時代、仕事に楽しさを見出せずにいた私。
しかし、個人事業主として歩み始めて3年半が経った今、仕事が楽しいと感じる不思議な毎日です。

何が変わったのだろう。

楽しい仕事と楽しくない仕事の違いを、自身の経験を通して探ってみました。その過程で気づいた、仕事の楽しさを左右する要素とは?


【まとめ】

  1. 裁量の有無

  2. 評価の直接性

  3. 楽しさを探す姿勢と見出す工夫の重要性


裁量の有無:仕事への情熱を左右する鍵

楽しい仕事と楽しくない仕事の大きな違いの一つは、「裁量の有無」だと感じています。

会社員時代を振り返ると、言われたことをただこなすだけの仕事が多く、自分の存在意義を見出しにくかったのです。

定例会議に出席するだけで、特に意味のある発言もできず、ただ時間が過ぎていくような感覚。これは決して楽しい体験とは言えませんでした。

一方で、個人事業主となった今、自分にしかできない仕事、つまり「裁量」を感じられる仕事に携わる機会が増えました。

クライアントの要望に合わせて、自分なりのアイデアや工夫を凝らせる。
そこには大きなやりがいがあります。

ただし、裁量もあればいいってものでもない。適度なバランスが必要です。

担う範囲が広すぎると負担が大きくなりすぎる場合もあり、力量以上のものは精神をすり減らします。

適度な範囲と制限の中で、自分の能力を発揮できる環境が、仕事を楽しむための理想的な状態だと考えています。


評価の直接性:やりがいを生み出す源

楽しい仕事のもう一つの特徴は、「評価の直接性」です。

会社員時代、どんなに頑張っても給料やボーナスにはあまり反映されませんでした。

「こんなに頑張ったのに、たった10%のボーナスアップ?」

と落胆したことを覚えています。

しかし、個人事業主となった今、自分の努力が直接的に評価や報酬に結びつきます。

例えば、プレゼンテーション資料一つとっても、時間をかけて丁寧に作り込めば、クライアントからの高評価につながり、次の仕事にも結びつく。

この直接的なフィードバックループが、仕事への意欲を大きく高めてくれるのです。

確かに、評価が直接的であるがゆえのプレッシャーもあります。
ミスをしたらどうしようという不安も時にはありますが、それ以上に、自分の成果が認められる喜びの方が大きいのです。


楽しさを探す姿勢と見出す工夫の重要性

「楽しい仕事を探すべきか、今の仕事から楽しさを見出すべきか」

これは難しい問いかけじゃないでしょうか?

私の経験から言えば、両方のアプローチに価値があると考えています。

確かに、どんな仕事にも面倒な部分や大変な側面はあります。その中で楽しさを見出す努力は大切です。

同時に、自分に合った、本当に楽しいと感じられる仕事を探す勇気も必要だと思うのです。
私自身、会社を辞めて個人事業主になる決断をして、初めて「楽しい仕事」の存在を実感しました。

ほんまに、楽しい仕事ってあるんや…

ただし、新しい仕事を探すことだけが解決策ではありません。

どんな仕事であっても、そこから楽しさを見出す姿勢や工夫が重要。

例えば、今の仕事の中で自分の強みを活かせる部分を見つけたり、新しいスキルを習得する機会として捉えたりすることで、仕事の楽しさを増やすことができるかもしれません。

自分にあった天職を外側の世界にばかりもとめても、見つからない場合もありますから、自分の中から天職を見出だすことも大切。双方のアプローチを知っていることがここでは重要なのかなと。

「楽しい」ばかりでは、食っていけない。

仕事に楽しいを加えていくことはとっても重要。
とはいえ、それだけでは食ってもいけません。

現実的には、すぐにお金になる仕事と、将来的な可能性に投資する仕事のバランスも重要じゃないですかね。

私も今、直接的に収入につながる仕事と並行して、すぐお金にならない活動(民泊)にも取り組んでいます。

後者だけではコトを動かすキャッシュが足りない。
順番も大事ということですね。

まとめ

仕事の楽しさは、外から与えられるものではありません。

自分で探し、見出し、そして創り出していくもの。
裁量のの有無、評価の直接性、そして自身の姿勢。

これらの要素を意識しながら、皆さんも自分なりの「楽しい仕事」を見つけ、または創り出していく意識を持つと、目の前の仕事も楽しくなってくるのではないでしょうか?

またその過程こそが、かけがえのない経験となるはず。

人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、 何事かをなすにはあまりにも短い。

小説家:中島敦

人生、うん十年、仕事もやろうと思ったら40年以上になります。
(何もしないと、人生そのものは退屈で果てしなそう…)

どうせなら、楽しく働きたいなと思うのです。

今回のオチ

さて、今回のオチですが、実は実験的に、同じ音声文字おこし原稿をもとにAIでコラムを書いてニュアンスがどう変わるかな~…と書き起こしてみました。

以前の記事はこちら

同じ音声配信(同じ文字おこしデータ)をネタに、プロンプトを変えて書いていみると(AIなので運要素もある)、やっぱり少しニュアンスが変わりますね(笑)

とはいえ、AIの手を借りながら、文章を最終的に編集するので少なくとも継続して文章と向き合うことができているのは、いい訓練の機会だなと思いました。

引き続き、頑張ってみまーす!
(よかったら、音声配信もきいてみてくださーい!)


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