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2018年第2位! 1分書評 『いちばん大切なのに誰も教えてくれない 段取りの教科書』 水野学

おススメ本を1分(600字以内)で紹介する1分書評。今回は『いちばん大切なのに誰も教えてくれない 段取りの教科書』著者は水野学さん。2018年、コウタロウ書評で2位だった一冊です。なぜなら、仕事のスピードと
効率が驚くほど上がった
ので。

まず挙げるのは『全てにおいて時間は「王さま」』という考え方。『仕事をうまくやっていこうと思うなら、「自分さま」を優先するのは論外。「クライアントさま」でも「上司さま」でもなく、「時間さま」を最優先にすることです。(P123)』。
次に、『ほとんどの仕事をその場で処理してしまう。まず、自分の範囲は終わらせてしまうのです。「寝かせておく」ということはまずありません。(P180、一部要約)』。

原稿作成を例に出すと、コウタロウの場合は取材してから書き始めまで寝かせておくと、思い出すだけで時間がかかるし、取材対象への「感情(愛情)」がすっかり冷めていて、凄く効率が悪い。取材相手からしても、時間が経ってから「確認してください」と言われても「もう忘れたよ!」となるのかな、と。時間を強く意識して、自分の範囲はしっかり仕上げたうえでどんどん次の工程に投げると、手が空くので他の仕事ができる。コウタロウの弱点である “経験不足”を補うのに、非常に役立った一冊でした。

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