エリックゼミ2022〜SX(ソーシャル・トランスフォーメーション)とは〜

今年のエリックゼミのでは、、、

SX(ソーシャル・トランスフォーメーション)
BX(バイオ・トランスフォーメーション)
EX(エネルギー・トラスフォーメーション)
をの３つを軸に活動を進めています！
前期の前半では、全ての項目の基礎理解を深めること。後半ではより実践的な内容に取り組むことを行います！
前半の第1弾はEX(ソーシャル・トランスフォーメーション)です！
授業では基礎理解を深めるとして、現代の社会課題の事例を取り上げ、ディスカッションなどを行いました！
その一部を皆さんにご紹介いたします！　

〜SX（ソーシャルトランスフォーメーション）とは〜

SX（ソーシャルトランスフォーメーション）とは、「様々な境遇に置かれた人々に配慮し、誰一人取り残さないための取り組み」です。WBA（World Bank Alliance）が特定した７つのシステムトランスフォーメーションの内の１つです。
　人権を尊重、平等を促進し、人々が大切にしている機会や選択を追求する力を与えることで、普遍的な人類の発展を達成することを目的とした取り組みが世界中で行われています。
簡単にいうと、「人と人とが関わり・コミュニケーションを通じて課題を共に発見・解決していくことで、誰一人取り残さないためのもの」です。
　SXを通じて、企業や他の団体がその取り組みを基盤としながら活用し、より多くの、幅広いSXの取り組みが生まれることがWBAにより期待されています。

〜生まれた背景〜

　生まれた背景として、今回は二つのバックグラウンドをご紹介します。

1.社会的変化

2.文化的規範が過去の社会変革を先導した事実

1.社会的変化
　近年になり不平等の増加や貧困、孤立などの基本的人権に対して否定的な問題が多くみられています。またSDGsの設定により、現在の社会もモデルが人々を置き去りにすることを示唆していることから、このような国際的な状況から抜け出すことが必要であると認識したことでSXをはじめとしたシステムトランスフォーメーションが生み出されました。

2.文化的規範が過去の社会変革を先導した事実
　今までの、人間関係や文化的な価値観などによる社会的変容を起こしてきたのはすべて我々人間であることから、人間の関わり合いから世界を前向きに運ぶSXが生み出されました。


ウイグル自治区の強制労働問題は記憶に新しいですが、こういった人権問題もSX（社会のシステムを変えること）によって解決されていくべき課題です。

SXは個人だけでなく、企業や政府によって、国籍や性別を越えたコミュニティ、国家による個人情報管理を実現することを目指します。