役割的な何か
思春期のころ、わたしはなんのために生まれてきたんだろうかと、そんなことばかりが頭に浮かんでいてずっとずっと疑問だった。
運良く周りに恵まれているお陰もあって、
今となってはそのことも一本の線につながっている。
前世見える系の人や守護霊見える系の人に教えてもらったんだけど、その昔、わたしは櫛(くし)を作る職人だったそう。
江戸時代には櫛を男性から女性へ贈る習慣があったそうで(先が尖っているので護身という意味もあったんだそう)とても特別な存在だったらしい。
エンゲージリングと同じ意味合いだったとの説もあるみたい。
他にはヨーロッパとエジプトの魔女で
神殿の装飾品を作ってた人だったらしい。
人や物が身につけたり飾られることで、エネルギーを吸収する面積が増える。
そんなものや空間を作り与えてきたと教えてもらった。
そしてその名残もあって、
今世は「装身具」を作っているらしい。
小さな頃から身の周りのものを自分で作るのが好きで紆余曲折しながらも、ものづくりを仕事に選んだ訳なんだけど、結果、なんでわたしは「アクセサリー」を作っているのかがずっと疑問だった。
そのことを聞けて、喉のつかえが取れたような
スッキリ感と安心感を同時に感じた。
それから、伝言や物をおくり届ける人、
メッセンジャーの役割があるらしいのだけれど、これもすとんと腑に落ちる感覚だった。
最近、本屋さんで出会った日本の装身具の歴史の本。開いてみたら櫛の歴史が書かれていて、なんとも言えない不思議な気持ちになった。
この感覚、過去にも何度か経験してきてる…!
あと何年かしたら、櫛を作っている職人さんのところへ直接買いに行こうと思う。
もう、そのこと考えただけで胸がいっぱいになる…!
そして、おばあちゃんになるまで大切に使って子供がもしいたらこの事を伝えて形見として持っていてもらえたらうれしいな、なんて今は思ったり。
いなければ一緒に天国にいこうかな。
でもでも、素晴らしい手仕事をこの世にずっと残しておきたいとも思う。(まだネットの情報しか拾えてないけど、とても緻密な手仕事ということだけは十分に伝わってきた)
大切な誰かに引き継ぎたい、たのしみな夢がまたひとつできた。
こうやって人生の要所要所で、
小さな疑問が解決していくことがとても面白い。
そしてわたしも、誰かにとってのそんなものを届けていきたい。
いただいたサポートは誰かのサポートに使わせていただきます。嬉しい連鎖が繰り返されてしあわせな気持ちが循環して欲しいです!