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「先生」という職業の職業倫理
「先生」と呼ばれる職場の人も人間なのでいつも考えてばかりもいられない。労働条件が悪いところもある。
医療現場はとくにクレーマーや訴訟を恐れている。
しかしやはり「先生」と呼ばれる職業についているなら職業倫理とむきあってほしいと思う。医者一家に生まれた恵まれた人や「親が医者だから」と医学を目指す人が多いし、それなりにお金持ちのカルチャーしかしらないから貧しい人々の思考を想像できないのはしかたがない。
しかし子どもや患者の人生、命(LIFE)に関わるのだから時には「俺って正しいことしてるかな?」と立ち止まってほしい。
世襲の政治家先生もそうで、金持ちのカルチャーや経済基準しかしらない。幼稚園からエスカレーターで大学にいくのが彼らの中では、ありふれた世界だし大学に行けない世界の他人のことを想像するのは難しい、、というか無理だと思う。仕方なさというか。
努力して受験を勝ち抜いた人たちも「努力できる気質の自分」「努力をサポートしてくれる周囲」に気がつけないことが多い。それができない立場の人間を弱者で怠慢とさえ思う人が多い。
しかたがない部分が多い。私もコンゴ民主共和国の鉱山にいる少年の気持ちは、わからない。しかし座学で知ることぐらいならできる。
想像力が必要なんだよ。お花畑と呼ばれようがそれは捨てたくない。
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