たくさん笑っていたいけど
大概の男の人は笑ってる女の人が好きだ。
パートナーとは笑顔の絶えない日々を過ごしたいという理想を語る人も多い。
わたしも、愛がなんだとかごちゃごちゃ書いているけど
一緒にいるとたくさん笑っていられる人がいいと思っている。
人はどういうときに笑うだろう。
友達と喋ってて「可笑しさ」に笑う
料理を食べてあまりの美味しさに笑みをこぼす
きれいな花束をもらって嬉しくて笑う
「笑う」は大きく2つある。
1つは 笑顔を見せる(smile)
もう1つは 笑い声を出す(laugh)である。
わたしが考える「たくさん笑っていたい」という理想は
前者の意味で笑っていることを指している。
laughの笑いは、
祝祭的というか一時的というか
ドカンと突き抜けるけどじんわりと広がって残る感じではないというか。
一時的に心がすごく軽くなったりするけど
みんなと別れて一人になると自分が全くの別人のように感じる。
(一時的にでも高い火力で心を軽くしてくれることは本当にありがたい)
smileの笑いは、
歯を見せていても見せていなくても
口角が上がっていても上がっていなくても
心が喜んでいる感じ。
心臓からあったかいものがじんわりと全身に広がっていく感じ。
その感覚が本当に好きだな。満たされる感じがする。
アサギマダラが羽を広げて舞っているのを見たときとか
鴨川の景色の中でサギを見ていた時とか
淡輪の海辺で水光を見てるときとか
母の手料理を食べたときとか
パパの隣りでただ歩いてるときとか
人の何気ない優しさを感じたときとか
わたしはたぶん、いわゆる
「いつもにこにこしている女の子」ではない。
昔から歯並びにコンプレックスがあって笑うのが苦手だったし
自分に嘘をつけない性格だから無理して笑いたくない。
でも心がにこにこしている時はたくさんあって
そういう時間が大好き。
心をにこにこにさせてくれる人が好き。
あるいは、わたしの心がにこにこな時に、隣りにいてくれる人。
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