実は養子だった話 #2ー実の父親を探す方法
戸籍抄本を見て知った、記憶のない父親を探す過程を書いています。
ネット検索の結果、どうやら戸籍を辿ると父親の情報が拾えるということが分かりました。詳しくは以下。
戸籍を辿る旅
少しでも情報が欲しいという思いから、バイトと卒業論文執筆の合間を縫って、地元へ日帰り旅行しました。1人では不安だったので、幼なじみと一緒に👭(感謝)
役所の窓口担当の方に、上記の書類が欲しいと伝えたのですが、結構きつい口調で理由を問われました。
「なぜ必要なんですか?理由が答えられないなら、渡せませんけど?」
直系家族だったら、戸籍取れるんじゃないの〜と思いつつ、
「会った記憶のない父親を探すためです。」
と正直に伝えました。
すると、それまで威圧的だった窓口のおばさまが急に申し訳なさそうな顔になっていく...
〈可哀想な人間と思われた...?〉
という気がして、涙が出てきました。(結構キツかった。)
🙋🏻♀️戸籍取得の理由を聞かれる心構え、必要です!笑
戸籍から分かったこと
過去の戸籍を遡っていくと、以下のことが分かりました。
1番驚いたことは、腹違いの妹・弟がいたことでした。しかも、同居してきた妹・弟と同性同年。
正直、どんな子なのだろうと気になりました。私と似ているんだろうか?
そして、1番キツかったのは、
実父と再婚相手、腹違いの妹・弟の名前に同じ漢字が使われていたことでした。
みたいな感じ。「春」が共通というような。
実父と再婚相手の名前に同じ漢字が入っていたから、子どもも揃えたのかな〜いいなあ〜
良い家族なんだろうな〜と一瞬で思いました。
父の情報を知った気持ち
戸籍を調べて実父に新しい家族がいることを知り、私は必要ないのだ、と突きつけられたようでした。
心のどこかで、こっちの家族になら属せるかもしれない、という淡い期待を持っていたのかもしれません。
でも、どんなことを知ろうとも、調べて良かったと思いました。父を知りたいというよりは、自分の過去と、自分に繋がる人を知りたいと思っていたから。自分のことが少しだけ理解できた気がしました。
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