チャイタニヤ・タームハネー『裁き』サイバン、 日 常 、そしてサイバン
小学校教師で民謡歌手の老人が主人公なんだが、彼が抗議集会で演説みたいなのを歌っているのを観て、失礼ながら"インドすげえ"と思ってしまった。彼は"全ての下水清掃人は自殺せい"と歌ったらしく、それを聴いたかもしれないし聴いてないかもしれない下水清掃人が二日後に自殺っぽい死に方をしたため、自殺幇助の罪で逮捕される。なんとも無茶苦茶な理論だが、まかり通るらしい。しかし、意外にも裁判シーンにはあまり時間が割かれない、というかそもそも裁判自体をほとんどしていないのだ。一人証言したら続きは