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#笑顔で楽しい毎日に
取っちゃいけない2・4・7
「よーしっ!選手のみんな集まれ~!」
東京都の陸上部の駅伝地区大会の表彰式後に顧問から声がかかった。
鬼コーチと生徒から影で呼ばれていた顧問からの声。
選手たちは銀メダルを首に下げている。
さすがに今日は労ってくれるのではと、選手の生徒たちは期待をしている。
選手は横一列に並べ!
そう言われたので急いで並んだ。
その瞬間、バチン!バチン!バチン!と音が響いた。そして
「2・4・7位は取っちゃいけね
墓穴は掘っても掘らせるな
「ちょっと気持ち悪いこと言っていい?」
久々に二人で夕飯を食べているときに旦那がおもむろに聞いてきた。
「何?そういう質問いいから早く言って。君がそういう質問してくるときってこっちのこと関係なく一方的に言ってくるじゃん」
旦那はいつも自分が何か言いたい時はとりあえずアタシの機嫌を伺うように聞いてくる。ダメと言ってもおかまいなし。
それが煩わしい。勝手に一人で喋っててくれよって思う。
「隣のナカムラ
Who is the Traitor?
「よしっ。全員乗ったな!もうバスは東京に戻るぞ!途中一回だけサービスエリアによるが、それはみんながそこまで無事でいられたらの話だ。
このバスに乗ってる中に裏切り者がいる。心当たりあるやつは今自首したらみんな無事に東京へ帰れるぞ。
裏切り者以外はな。
黙ってるんだったら裏切り者探しをこれから始める。今ならまだ間に合うぞ!バレるのが嫌ならバレないやり方をしてやる。よしっ!みんな目を瞑れ。自分は裏切り
グローバルスタンダード
「久しぶりだね、もう3年生になったんだ!?」
流行病のおかげで甥っ子は疎か親とも会えない日々が続いていたが、もういいだろうと久々に実家にみんなで集まった。
甥っ子が久々だし二人で遊ぼうと、みんながくつろいでいるリビングから別の部屋へ移動した。
「オレさ、英会話通ってるんだよ!」
いつの間にかオレと言うようになっていた甥っ子が自慢げに話してきた。
「こないだは野菜を覚えたんだよ!」
だか
目に見えないからこそ友情
「自分ではすっげぇ仲良しだと思ってたんだよね。でもやっぱりわかんないかな?これ話しても誰も理解してくれないんだよね」
[地元に残ってるメンバー会] という独身実家ぐらしの面子で定期的にやる飲み会で、誰と一番仲良かったかという話題になり、KGがジョッキのハイボールを飲み干してから話してくれた。
KGは至って真面目な面持ちで話をしていた。
なんでも、KGには小学3年から5年までの3年間、空気君という友
走れ!生足フィッシュおじさん
「今日の店の刺身は格段と旨かったな~」
なんて余韻に浸っていたら、背後からただならぬ殺気を感じた。
振り替えると、「オレの嫁さんは旨かったですか、、、?旨かったですかっ!?」と足と手の生えたら魚が肩を震わせながら俺に聞いてきた。
全く状況が理解できなかったが、とっさに「はい。とても美味しかったです」と答えてしまった。
魚は更に肩を震わせ、「旨かったなら、旨かったならそれで、それでよかです!」と泣き
もぅ、えっちんぐなんだからぁ
「今日はこの方を描いてもらいます!」
俺が今いるのは区民センターの会議室。
月に一度行われている絵画教室に参加している。
今日のモデルはたまたま犬の散歩をしていた時に先生につかまってしまった近所のマダム。
マダムも犬も困惑しているのがわかる。
「では好きなように感じたままに描いてください!
俺たち生徒は黙々と描き始める。
マダムはモデルになっていると意識し始めたのかなぜか脱ぎ始めた。
おいおい、何