20240512
アントワーク・フークア監督の米映画『イコライザー3』を観た。マッコールがシチリアでシリアのテロ組織と通じるイタリアンマフィアをぶっ潰すという内容。出ばなからアクション満載で、デンゼル・ワシントンは凄いなと思った。シチリアの美しい湾岸風景と古い街並みも息をのむほど素晴らしかった。イタリアはミラノにあるダヴィンチの《最後の晩餐》を観に、一度訪れたことがある。石造りの歴史を感じさせる街並みを眺めながらジェラートを食べた。恐らく、あれ以上に美味しいと思えるジェラートを食べるシチュエーションはこの先ないだろう。マッコールはジェラートは食べないが、紅茶に合うと村のお婆さんに焼き菓子のようなものをもらっていた。天涯孤独になったマッコールが村を「故郷のように感じている」とマフィアのボスと対峙する場面で語ったり、ダコタ・ファニング演じるCIA職員が死んだ元同僚の娘であることが最後に明らかになる場面はエモーショナルで、マッコールが一人でないという終わり方も良かった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?