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映画 『ラストエンペラー』

ジョン・ローンの男前を永久封印した映画
中国清朝の皇帝溥儀の生涯を描く映画。坂本龍一を世界の巨匠にした映画で、日本人にとっては痛い感じの話。

あるべき皇帝に相応しい美しさ

ジョン・ローンは、この映画で永遠のラストエンペラーにされてしまった。今観ても彼の集大成感が強いし、この映画の先に彼は何を演じれば良かったのか想像がつかない。

穏やかな「人間改造」

最期に収容所で「改造」された溥儀を牧歌的に美しく語るが、この切り口が中国政府の受刑者への対応にお墨付きを与えたのかもしれない。

今の中国人は、こういう歴史を知っているのか?

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