映画『トゥルーマン・ショー』
生まれたときから、テレビのセット内で偽の人生を歩んできたトゥルーマン。ある女性に逢うことで、虚構の世界への疑念が芽生える。
日本は、この分野の先進国
「電波少年」や「水曜日のダウンタウン」がある日本では、小さなトゥルーマンは何時でも観られる。ただこの映画の描いた、「虚構の中の虚構」を成立させ観客を没入させる、監督と演者のチカラ技に驚くしかない。
ひな形作ったジム・キャリー
この映画と同じ構造のゲームのモブキャラが意識を持つ『フリー・ガイ』が、この映画から進歩してないように感じる。虚構の中に生きる人間の定型を、ジム・キャリーが作ってしまった。