映画 『赤い闇 スターリンの冷たい大地で』
革命の大義の前に少々の混乱と犠牲は…
1933年ウクライナの人口飢饉(ホロドモール)を報じたガレス・ジョーンズの伝記映画。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』でも、革命の大義の為の犠牲を肯定する言葉があったと思うが、スターリンの工業化推進による穀物輸出による人口飢饉も同じ感覚がした。
この時の工業化で、第二次世界大戦に勝利したという補足がつけられ、スターリンの罪に問われることはなかった。ただウクライナに遺恨が残り、ソ連崩壊後のロシア系住民に対する仕打ちに繋がったと思う。
その遺恨は、現在のウクライナ侵攻につながる。ホロドモールのことは、今の語るうえで知っておいたほうがよい知識だ。
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