映画 『蘇える金狼』
ちょっ君、そのアタマは何だ?
ちょっと大きな頭をしたガタイの大きい平社員の朝倉。この社員がとってもワルな奴で、役員たちを破滅に導くが…。
私が企業の面接担当だとして、朝倉(松田優作)を入社させるだろうか?まず「君、アタマ何センチ?」と訊くだろう。しかも浅黒くて…あぁ、こんなこと言うから映画をまともに観られない。
それにしても、東和油脂って酷い会社だ。コンプラの欠片もないし、愛人+覚せい剤+殺しを承認する役員たち、本当に悪い顔をしている。今は政治家も経営者も、ある程度の爽やかなルックスがないとダメな感じだし、この昭和のドロドロした役員会議にお茶を運びたくなる。