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映画 『座頭市』

時代劇に異物を放り込んで楽しんだ北野武
とある宿場町に現れた座頭市。対立するヤクザたちをぜーんぶ斬って、すっきりして何処かに行く話。

この映画をイギリスの田舎町の公民館みたいな場所で観た。田舎の人に、ウケるところはウケてたし、血が飛び交うCGに軽く悲鳴が上がっていたように思う。一緒に行った英国人の疑問は浅野忠信の生き方に集中した。

「負けたら失業するのか?」みたいな…

音楽が鈴木慶一に変わって無機的になった分、人間のエッジが目立つようになった。そのエッジの集大成がラストのタップダンスとしたら素晴らしい結末。

ラストは「どうせ娯楽映画よ!」って


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