映画 『キル・ビル Vol.2』
中国拳法 in アメリカ
前作で東京で大立ち回りを見せた殺し屋ザ・ブライドが、アメリカに戻って復讐を果す。今度は中国拳法が加わる。
文化的な怪しさいっぱいのVol.1の東京編から、さらに怪しさを増したアメリカ編。客感的に見られるので、Vol.2の方が見やすいのは私だけか?
典型的な南部のバカ弟のバド、ダリル・ハンナの鬼畜ぶりも「ザ・アメリカの悪」みたいで楽しい。東京編はアジア人として、爪痕残そうと必死な感じがしたが、今回はプロの技が見える。
ウマ・サーマンの印象的な青い瞳とベビーフェイスが、ビルやダリル・ハンナと正対を成しているようで美しく、彼女のルックスあればこそ説明不要の復讐劇が成り立ったと思う。