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Netflix 『ポップスが最高に輝いた夜』
たった一晩の奇跡
『We are the World』の制作の舞台裏。豪華アーティストが揃った奇跡的な夜に、奇跡的にできた名曲。
1984年1月 アフリカの飢餓を救うために集まったアメリカのアーティストたち。各個の思惑やナントカを捨てて、ロスアンゼルスのA&Mスタジオに集まった。
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作曲者のひとり、ライオネル・リッチーが語る奇跡の夜。今は亡きマイケル・ジャクソンと数日で作った曲だったとか、アメリカカン・ミュージックアワードの夜しか集まれないとか、興味無い話が多かった。
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語るアーティストに昔の映像がカットインされると、少し悲しい気分もする。でも一生に一度の出来事に、彼等が立ち会えた事を誇りに思う様子は、老齢感が吹き飛ぶ。一生に一度の何かを残せる人は、幸せなのだ。