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映画 『ワーテルロー』

二度と作られない「生身の戦争映画」
ナポレオンと英ウェリントン公との世紀の一戦を描く。軍人が夢見る歴史を決める大きな決戦。

見かけより良いヤツ ナポレオン

本物のソ連軍兵士が参加し、弾着の近さや「ホンモノ感」のある隊列や動きは、二度と観られないと思う。しかもナポレオンとウェリントン公の背景画に使うような贅沢さ。ホアキン・フェニックスの『ナポレオン』よりも、エキストラの動員数は10倍以上か?

 クリストファー・プラマーのウェリントン公

意外なことにナポレオンは人として描かれ、ウェリントン公は割と兵士を駒扱い。今日的な映画でのイメージと違う…と言っても、ウェリントン公の、フランスの大軍への少数騎兵突撃は、冷血でないとできない指令かも。

同志兵士たちは、映画出演に疑問を抱かなかったか?


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