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映画 『熱海殺人事件』

警視庁の大物刑事 二階堂伝兵衛、熱海で起きたありふれた殺人事件を部下と共に演劇的な取り調べて昇華させ、犯人や殺された女性の魂を成仏に導く。

舞台版よりも蛇足が多いと思ったが、逆に婦警と伝兵衛の濃密さが足されてキライじゃなかった。仲代達矢はギザな伝兵衛を完璧に演じていたし、志穂美悦子の水野のイカれた感じも映画の画面に合ってたと思う。酷評された(wiki)らしいが何故なんだろ?風間杜夫が、劇団ひとり並の小物感出してたのも意外だった。

 20世紀に富山の田舎感は確かにあった。

音楽を含めて80年代の雰囲気が伝わる映画、「ジブリの音楽ジャね?」と思ってら久石譲の作品だった。フルにシンセとサンプラー使うとこんな感じになるのね。あと富山駅…豪雪と寂しい駅舎、新幹線走ってホントに良かった。
※富山~上野間 6時間02分(特急)⇒2時間25分(新幹線)


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