チュニジア情報ノート: チュニス・スース・カイルアン(2024年6月)
●チュニジア 2024.06時点の情報●
ルート:
チュニス→スースー→カイルアン→スース→チュニス
【チュニス】
●チュニス空港に一晩泊まる
2階の出発階の両端にベンチが少しあり。深夜はみんな寝てて混んでるけど運が良ければ椅子で寝れる。寝袋とかあれば床でも寝れそう。
夜中12時頃でも銀行両替所は開いてた。銀行によってレートが違う。ATMもある。
深夜に着くので過去の悪夢を思い出して念のため出発国で少し両替していったけど、詐欺かな?くらいレート悪かったので、現地についてから両替した方がいい。空港の銀行も公定レートと比べてすごく悪いとは思わなかった。再両替はレシートがいるらしい。
●チュニス空港から市内
市バス:
緑の車体のバス635番
空港の市バス乗り場:
空港を出て左に進み、空港前の駐車場みたいなところの左端に沿って車道を1番向こうまで渡りきったところのもうちょっと左が乗り場。バス停らしいものや目印は一切ない。
複数車線を1番向こうまで渡りきってからもう少し左に行くと、車止めみたいな歩道が窪んでいるところが一つだけあるので大体その辺で待つ。
番号はバスの前に小さく書いてある。朝6時台で30分以上は待った。先にいた20分待ってると言ってたチュニジア人から「バス停ここなん?本当に来るん?」って聞かれたくらい分かりづらいけど多分そのうち来る。
バスに乗ると中程に乗務員のいる支払い台がある。推定2D(適当に出したから値段不明)
市バスは時計台とマリン駅に停まる。メディナに行くなら時計台で降りた方が微妙に近いけど歩いても数分の距離。
●チュニス中心部から空港は、宿のおじさんの話ではタクシーで時計台のある新市街の大通りから7D、カスバ広場から12Dだそうだけど、宿の西洋人旅行者たちは20Dが相場と言っていた。
Boltを使って空港からタクシーで来た人は20Dだと言っていた(Boltのアプリだけど支払いは現金。メーター自体は13Dくらいだったそうだ)
私はフランス門前に流れてきたタクシーと交渉して、メディナから空港まで15Dで戻ってきた。10Dくらいでも行けそうだけど、祭で国中お休みの時期なのと現金を余らせたので。
●スーツケースを持ってくる人はここを見ていないと思うけど、メディナはガラガラ持ち込みは無理だぞ。スーツケースで泊まるなら新市街一択だ。
【チュニス鉄道駅チケット】
チュニス駅発の、当日か翌日分のチケットのみ発券。スースなど遠方行きは構内右のカウンターが売り場。オンラインで運行予定を調べられる。
【チュニスのルアージュ乗り場】
時計台を南下したところ。スース行きはなぜか呼び込みでチケットカウンターに並ばずにそのまま乗せてもらえた。
チュニス→スース 13.500D、2h
ルアージュは、よくある流しの適当なやつかと思ったけど、案外ちゃんとシステム化されてる。基本的に先にチケットをカウンターで買わないと乗れないようだ。途中下車はできるけど途中で拾ったりはしてくれない。ミニバンに1人ひと席ちゃんとある。値段もfix。
【スース】
ローカルは「スーサ」と呼ぶ(アラビア語表記を見るとhで終わってる。SoussaH)
●チュニス方面の電車はメディナの北にあるスース鉄道駅発着。スース→チュニス (エアコン効きすぎの一等車)10.900D、2.5h。前日買いに行ったけど当日券しか売ってくれなかった。まさかのオンタイム出発、予定通り着。
●ルアージュでスース→チュニスやカイルアンなどに行く場合は、ルアージュ駅はメディナの南2kmほどのところにある。歩けるけど、ローカルが言うにはメディナからタクで2-5Dらしい。メディナとルアージュ駅間のルアージュなどはなく、タクシーか徒歩。
チュニス行きルアージュの券売り場は入り口から1番手前のカウンター。チュニス行きは祝日でも24hいつでもあるから何時でも来いと売り場のお兄ちゃんは言っていた。
●メディナの近くのビーチ
正直あんまり綺麗じゃない。砂浜の脇はゴミだらけで海は遠浅。長袖着たまま女1人で泳いできたけどまあ問題ない。ブルキニの人もビキニの人もいた。チュニスとスースの間にあるマハムートビーチ?の方がよさげっぽい。
ヨーロッパのビーチと違って地元感強くて気楽。
【カイルアン】
カタカナで書くなら「ケェィルアン」かな。
●スースのルアージュ乗り場から6.200D。1h。チケット売り場はルアージュ駅の奥の屋外。
なぜか人がいるのにチケット売ってくれず炎天下1.5h列に並んでなんとかチケットゲット。憤慨して一体どうなってるんだと周りに聞くと、係員は自己中でサボってるだけとの回答。
スースからルアージュでカイルアンに行く場合、カイルアンのルアージュ乗り場に着く前にウクバのモスクの右横を通るので、メディナの壁が見えたらそこで下ろしてもらった方がいい場合もあるかも。
●ウクバのモスクとか共通券12D。ウクバのモスクは不適切な服装の場合、入り口で男女とも貸し服を着せられる。堂内は信者のみ。
ビルバルータは入り口が分かりづらい。白い壁にビルバルータと書いてあり、その右側にある建物の「2階」だ。ラクダは心付け1Dとトリップアドバイザーには書いてある。
シディサハブ霊廟は霊廟好きとしては期待して行ったけど、堂内は信者のみ入れる(外からは見れる)。向かいに怪しいテーマパークがある。
●カイルアンースースは市バスもある(ネットに時刻表ある)けど、地元民は、あり得ないくらい時間がかかるからルアージュ一択だと言っていた。
調べたところカイルアンからスースへのバス乗り場は、ルアージュ乗り場の北側にあるバス停から出発のようだ。
【チュニジア全般】
フランス語は広く通用。フランス人にチュニジア人の仏語ってどうよ?って聞いたら、50%のチュニジア人は良いフランス語を話すと言っていた。英語は微妙。達者に喋る人もいるけど全く通じない人の方が多い。
お決まりの悪気のないニーハオをフルスマイルで言われまくるのは覚悟。
観光地で迷ったら特に女性旅行者なら、男より女性か子供に道を聞いた方がいい。モロッコやエジプトほど人はしつこくなく概ねいい人たちだけど、案内してくる男は例によって土産物屋などに誘導してくる(適当にあしらうからか、有料ガイドには遭ってない)
年齢を言っても警察官に路上でキスされかけたので、どこでもそうだけど女性はお気をつけて。イスラム圏の男性は、非ムスリムは手を出してokと思ってるので華麗にスルーだ。
あと女性の服装だが、都市部では女性は思ったより肩や足を出している人もいたし喫煙してる人もいる。自分は夏でも全身フルカバー派ですが。ご参考までに。
【出国】
調べていなくてミスったのだが、出国するとディナールが使えず全部ユーロ払い。空港で使うつもりで50D残してしまったが両替できない。
出国は厳しめ。日本人なのにパスポートがなぜ青いのか(5年パスポート)と持ってる現金額を聞かれた。多額の現金を持ってたら面倒になりそう。
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