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『BtoB』と『BtoC』の決定的な1つの違い

『BtoB』と『BtoC』の大きな違いは

拡散性だと思っている。

(『BtoB』=企業 対 企業のビジネスのこと)

(『BtoC』=企業 対 一般消費者のビジネスのこと)


例えば、今流行りのタピオカドリンク。

タピオカドリンクはSNS・口コミ・街の行列など、社会現象として皆が知る状態になった。

その様子を見た人が、さらにタピオカドリンクを飲みたくなるような循環ができている。

誰が見ても、『タピオカドリンクは流行っている』とおおよそわかる状態だ。


一方、タピオカドリンクを作る製造機や原材料の調達先はご存知だろうか?

タピオカドリンク店では、ドリンクを製造するための機械や、ビニール蓋をするためのパッケージング機器がある。

また、タピオカ原料を調達しなければならないから、卸問屋などから仕入れる必要がある。

その、「ドリンク製造機」や「タピオカ原料」は、企業が販売している。

つまり『BtoB』の関係だ。

この、BtoBの取引関係は、一般の人たちが知っていることはほぼ無い。


例えば、タピオカ原料調達先で有名な神戸物産という商社があるが、タピオカを飲んでいる人たちの99.9%は知らない。

というより、どうでもいい情報だ。


つまり『BtoB』では「みんな知ってる?タピオカ原料って、神戸物産が扱ってるんだよ!」と話題にのぼることは皆無に等しい。


学生同士・友人同士では『タピオカドリンク飲み行こうよ!』が成り立ち、これは『BtoC』でのみ起こりうる。


例えば、自分が仕事をしている場合、『企業向け』と『一般消費者向け』どちらでやっているかで、全くアプローチや戦略が異なる。


市場の浸透スピード、浸透方法が違う。

BtoCは、良くも悪くも、爆発力があり、拡散性がとてつもない力を持っている。


この記事で何が言いたいかというと、BtoCは、拡散性を左右する要素を重視したマーケティングをすると有利であるということだ。


今、100円均一の便利アイテムが、SNSで話題になっている。

話題にのぼると、一気に10万個売れたりする。

100均アイテムの場合、話題にのぼるかどうかは「結果的にそうなった」という場合が多い。


でも、世の中の商品には『話題性・拡散性』を意識して、販売側が作り出している場合もある。それは、ほぼ間違いなく、企業側が計算して設計されている。


話題にのぼることを計算してやっている会社や商品があり、それはつまり『BtoCの拡散性の重要さを理解している』ことに他ならない。


BtoCでビジネスをする場合、お客さんの反応が極めて重要だ。

話題性・感動の有無・周りに言いたくなる要素・斬新さなど、商品にどれかの要素が必要になる。



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