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続けられない原因と、一つの対策

独立したいと考えた時、実現できるかどうかの境目があります。

それは『何をどれくらいやれば、稼ぎがどれくらい出てくるのか』を知っているかどうかです。


『収益が出て、安定して食べていけるまで』が、どれほどの努力で実現するのか。

それがわからないと、続けられません。


マラソンでもし『ゴールっていうまで、永遠に走り続けてください』と言われたら、ものすごくきついです。

『3kmでいいのか、10kmなのか、それとも100kmなのか・・』

これは精神的に辛いのです。継続は無理です。

人間は、『10km走ったらゴール』という、達成までの道筋が見えないと途中が辛くなるようにできています。


逆に言えば、おおよそどれくらいの手間と労力があればたどり着けるかがわかれば、かなりの確率で継続できます。


では、具体的に『独立する』という例をもって話をします。


独立する人、独立したい人がまず知るべきことは、『自分が独立してやる仕事をスタートしてどれぐらいの期間で、食べていけるだけの売上が立つのか』です。

これを知っている人を探し、可能であれば教えてもらうことです。


絶対に重要なので、ここは繰り返します。


その道のプロに『どれくらいの時間と労力をかければ、売上が立って食べていけるか』を聞いてください。それを知ることができれば、独立する行為が失敗しにくくなります。


『そうか、自分がやる仕事で食べていくことができるまでには、これくらいの労力と時間がかかるのか』

これがわかれば、始めてから稼げていない期間があっても、心が安定します。『今は、こういう時期だ』とわかっているからです。


全てのスタート時点でやるべきことは、『どれくらい大変か』を知ることです。


例えば、独立して軌道に乗るまでに、1000時間かかるとします。

専業なら、1日に10時間やるとして、100日で1000時間を達成します。

つまり、100日間、真面目にやればひとまず、食べていけるまでの売上が立つと知っていれば後はやるかやらないかだけになります。


ビジネスによっては、売上が立って安定するまでに5000時間以上かかる事業もざらにあります。


収益が安定するまでの期間は、正確に見ておかないと失敗します。


ビジネスが失敗して退場する人の要因は『期間とお金の計算ができていないこと』が大半です。


『計画』という考え方は、合理的です。

事前の見立てが、大切なのです。


もし、スタート時点で見立てが立ってない、または情報が少ないならば、情報が十分になるまで副業で進めることです。



キーワードは『知っている人を探す』『知っている人に聞く』こと。

あらゆることで、まず、このことを具体的な行動指針にすることです。

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