なんでごまは体に良いと言われているのか
こんにちは。管理栄養士×パーソナルトレーナーの木村圭吾です。
なんとなく「体に良いんだろうな~」というイメージがある食材ってありますよね。
その一つにごまがあると思います。
その効果を知っているか知らないかでどう活かせるかは変わるはハズです。
1.ミネラル
カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅など体に必要なミネラルの多くをたくさん含んでいます。
特に多いのがカルシウムとマグネシウム。
この二つは骨にとって重要な栄養であり、神経の働きを正常に保つ役割もあります。
日本人ではどちらも足りていないことが多いので積極的に取りたいです。
2.ビタミンB1・B6とリノール酸
ビタミンB1とB6はそれぞれたくさんの効果を体にもたらしますが、共通しているのはアミノ酸の代謝に関わっているということです。
また、体の中で作ることのできない必須脂肪酸、その一つがリノール酸です。
脂質は多くの人に敵視されがちですが、体にとっては必要な栄養です。
取らなければ体は正常に働かず、体調を崩してしまうでしょう。
良くないのは取りすぎることです。
ちょうどいい脂質の量、なおかつリノール酸のように体が特に必要としている脂質を取るのは大切なことです。
ビタミンB1、B6、リノール酸が足りていないと何だか疲れやすくなってしまうでしょう。
3.ゴマの取り方
しばしば体に良いと取り上げられるごま油。
ごまにはたくさん油が含まれているので、それを絞って作ります。
もとはごまですが、ビタミンEを除いて含まれていたミネラルやビタミンは限りなくゼロになります。
リノール酸もたくさん含まれていますが、必ずカロリーもついてくるので取り過ぎないように気をつけましょう。
また、ごまアレルギーというものがあり、赤ちゃんでは約5人に1人、小さい子どもでは約半分がアレルギーを持っているとする調査結果もあります。
外側の皮の色によって、白ごま、黒ごま、金ごまに分けられますが、栄養のさはほとんどありません。食べるときは好みで選んでしまっていいかと思います。
いろいろな料理やお菓子に使いやすいので積極的に取り入れましょう!
ごまにたくさん含まれているビタミンB6について解説した記事はこちら
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