トレーナーの憂鬱「そんなに一生懸命腹筋やらなくても…」2/2
前回のnoteでは腹筋をやりすぎなくてもいいよ!
ということを書きました
今回も同じ腹筋というテーマですが
腹筋による腰痛、姿勢改善のための腹筋
という内容で進めていきます
やりすぎると腰痛になる
多くの人はお腹の脂肪を減らすため(←この効果はさほどないと前回言いましたが)、ボコボコとした腹筋を手に入れるために腹筋をしていますが
腹筋という運動は、言い変えると
腰を丸める運動です
つまり腹筋を鍛えるということは、腰を丸める力を強くするということでもあります
丸まった腰、健康的だと思いますか?
思わないですよね
当然やりすぎは腰痛を引き起こします
また、ジムに通ってウエイトトレーニングをしている方には特に気をつけてもらいたいのですが
丸まった腰で行うスクワットやデットリフトは腰に最悪の負担をかけますので気をつけましょう
腹筋には姿勢改善の効果がある
腹筋に限らず体幹が弱い人は姿勢が崩れやすいです
そういった方はぜひ体幹のトレーニングをしてもらいたいのですが
腹筋の運動に関しては特に反り腰の方に効果的です
腹筋と背筋はお互い反対側に位置する筋肉で、お互いの力が拮抗しているからこそ人はまっすぐ立つことができます
つまり腰が反っている方は、腹筋に対して背筋の方が強い傾向にあるということです
こういった方は腹筋を鍛えて、背筋と同じ強さにしてあげましょう
注意として、腰を反った状態になる腹筋はしないようにして、少しでも腰に痛みが出るときはやめましょう
腹筋マメ知識
①割れた腹筋が出やすい人、出にくい人がいる
体脂肪率12~13%になれば腹筋は出ます
ということが一般的には言われがちですが、筆者は10%でも腹筋が出ないです
また、今まで見たお客さんの中には18%でも割れている方もいました
要するに素質にも影響されるということです
②腹筋は骨格にも影響する
正確には「腹筋群」ですが
腹筋群には内腹斜筋(ないふくしゃきん)と外腹斜筋(がいふくしゃきん)が存在します
この2つの筋肉は特にあばら骨の開き具合に影響します
弱いとあばら骨が開くので、脂肪がなくてもお腹周りが大きく見える骨格になってしまいます
③女性は弱い人が多い
男性と女性では身体のつくりが違います
最たるものとして、子供を産めるか埋めないか
女性は妊娠できるように身体ができていますから、硬い身体や強すぎる腹筋はその妨げになるのです
なので女性でボコッとした腹筋を目指す方は頑張りましょう
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以上、腹筋のお話しでした
腹筋について正しく理解し、ケガなく、必要にあわせたトレーニングをできるようにしていきましょう!
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