古い雑誌を読み返す。雑誌はその時代のリアルを語る。
昨今、紙媒体で本や雑誌を読む人が年々減っているようです。デジタル化された情報を、スマホやタブレット端末から得ている方も多いのではないでしょうか。そんな中で、アナログ好きの私は古い雑誌を読むメリットをここに書き記したいのです。「紙媒体にこだわる理由は?」とか、「古い情報を仕入れて意味があるのか?」と思うかもしれません。そこを敢えて読み返すことの面白さを紹介させて頂きます。
■ 古い雑誌は当時を語る生き証人
さて、古い雑誌の何が良いかと言えば、「当時の文化をリアルに感じることが出来る!」という点です。
例えば、日本経済に活気があったバブル期・・・。当時私は子供だったのでその時の社会については体験していません。大人になってから、当時を知るビジネスマンから様子を伺ったり、TVや漫画などのメディアを通じてバブル期を知りました。
ここで紹介する書籍は、バブル崩壊後の不良債権について書かれたもので、現代社会と比較すると、時代の違いを感じる点もあり、とても興味深いものでした。
この本を切っ掛けに
「当時発刊された本や雑誌にはどのような記事が書かれていたのか。」
「リアルタイムで書かれた記事に自分の感性で直接触れてみたい。」
と思った次第です。
■ オススメの古い雑誌紹介 : 自動車雑誌 NAVI (二玄社)
この雑誌は現在では休刊になっている自動車雑誌ですが、ライフスタイルやファッションも記事にしていました。
時代背景と合わせてその記事を読むと、当時の雰囲気を感じさせてくれます。またその時代の新車販売価格も記載があるので、いかに現代はインフレで物の価格が上がっているかがよくわかります。
■まとめ
自分が子供の頃は世の中どんな雰囲気だったのか?そのタイムラインの延長上にいる今の我々はこの先どんな時代を迎えるのか?
そんな事に思いを寄せながら古い雑誌を読んでみると、今までと違う何かが見えて来るという話でした。
文+イラスト : ケーモティック