何年も大切に財布の中に入れているもの。
何年も大切に財布の中に入れているもの。
それはある方からもらった図書カードです。
何年も前にいただいたんですけど…ある種の願かけというか…。
ちゃんと仕事ができたら…。
というと違うんですけど…。
仕事が上手くいったら使おうなんて思ったまま。
納得のいく仕事は…働き方は出来てなくて…。
今も財布の中。
誰にいただいたかというと…。
書店で働いていた時の店長から。
それも退職の時だったかな…。
結局未だに使えなくて…。
ちゃんと働くって難しい。
ちゃんと働いているけど…。
いつもどこか居心地が悪くて…。
働きにくくて…。
いつもどこかで"辞めたいなあ"って思っている。
今度こそ。
今度こそと思うんだけど…。
結局上手くいかない。
ちゃんと安定して働けるようになって…。
胸を張ってこの図書カードを使いたいけど…。
結局、いつまでも図書カードはわたしの財布の中。
おわり。