ブータン育児1か月
ブータンへ渡航し1か月と10日が過ぎ、長男次男はいよいよ学校へ。
三男は1か月前から幼稚園へ通い、少し慣れてきた今日この頃。
我が子たちは5月末から長い夏休みだったため、今日までがっつり子どもとの時間。
慣れない土地での子ども時間は身動きの取りにくく、お互いにストレスのある時間だったと思います。
しかし、これから始まる新しい環境への準備期間だったと思うと相応に必要な時間だったとも思います。
ブータン行きの話は数年前からちらほらとオファーがあったのだけど、コロナで中断。
それと同時に我が家は関東から島根の田舎町の津和野町へ移住し、
田舎暮らしを満喫しつつも多くの恵まれた出会いによって、様々な仕事もさせてもらいました。
行政民間問わず、たくさんのチャンスをくれた津和野町には感謝しかないので、
後ろ髪惹かれつつもブータン行きを決断した我が家。
いろんな思いを馳せながら、我が家はブータンへやってきました。
ブータン行きを子供たちに相談したとき、
「いいよ~」とあっけらかんと言った言葉の裏にはどんな思いがあったのかは、
いまでも分かりません。
1週間の関東滞在後の6月3日の深夜便で羽田を発ちました。
バンコクでのトランジット、ビザの確認後ドゥルックエアーに乗り換えます。
深夜に飛び立ち機内で仮眠、早朝乗り換えで昼前にブータン到着
といったハードなスケジュール。
3人の子を連れての渡航は思ったより大変でした。
今だから言えるけど、長男は精神的に色々抱えてたのかバンコク到着後一気に体調を崩し嘔吐を繰り返しました。
ブータンへの機内、到着後、ホテルまでの道のりも睡眠と嘔吐を繰り返し・・・
なんとかホテルに到着したけどぐったり。
水も飲める状況ではなかったため、心配しかありませんでした。
ブータンは標高が高いため、水分はこまめに取らないと高山病になりかねません。
なんとか水だけでも飲んでほしかったのですが、
飲んだら嘔吐してしまう・・・
きっと彼の中で不安や心配が大きくなってしまったのだろう。
かといって大丈夫なんて無責任なことは言えないので、
寄り添い見守るのみ。
到着3日目にしてようやく食欲が出てきました。
飲まず食わずの2日を過ごしたため、グッタリしつつも何か食べないとエネルギーが出ない状況。
日本から持ってきたラムネを食べてみるとみるみる回復。
血糖値が上がり、しっかり食欲も出てきてなんとか復活しました。。長かった・・
そしてそれまで横目で見て食べたくても食べられなかったモモを食べたら超回復。
今では彼の好物とまでなったビーフモモには感謝しかない。
元気に食べられるって幸せだね。
美味しいものが見つかって良かったね。
そして何よりブータンにもポケモンカードがあったので
彼らのテンションは最高潮へ。
しばらくはちょっとの我儘を聞いてあげようと、
ご褒美ポケモンカードを乱用しました。
私自身は転校もしたことないし、
子どもの頃に海外経験なんてもちろんないので
彼らの心の内は計り知れない。
ましてや英語が飛び交う学校や幼稚園に行くなんて
正直想像ができない。笑
帰ってきたら彼らをリスペクトし、褒めてあげなきゃ。
今日ばかりは怒らないように・・・。
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