勇気を出して、出かけてみれば
11月になりはしたものの暑くなったり、大雨だったりと天候が不安定な今年。個人的には、本業のサラリーマン業務も忙しく、また、今年の春に自立した離れたとこで暮らす長男君の行事ごとに九州から飛行機で駆けつけたり。昨年入会した地元の山岳会の行事事や奉仕作業などでバタバタ。
気付けばもう今年もあと1ヶ月と20日ぐらいです。
先週末は、以前、知人のアウトドアショップの山の案内をサポートしていたのですが、その中の一部のメンバーから『また、皆んなで山に行きたい。ワイワイガヤガヤ山を歩きたい。』と相談?お誘い?があり、日時を合わせて九重連山に出かけてまいりました。
僕からすれば本人たちは、もうしっかり歩ける方たち。道具も一流。勇気を出して行ってみればいいものの、やはり不安があるのかな。まぁ、皆さんの不安解消に役立てて、僕も山に出かける理由が出来たので、一泊二日山旅。
今回の行き先をなぜ九重にしたのか、複数理由があります。まずは、今回のメンバーが以前も九重連山に一緒に行ったことがありました。そこで、前回は、最もメジャールートで行ったのですが、今回は、静かなルートを選定し、混雑時期(紅葉時期)でも楽しみ方次第で、同じ山でも全く違った楽しみ方が有ることを感じて欲しかったからです。
そして、もう一つの楽しみ方として【山小屋に泊まる】です。九重連山の中には、九州で唯一の有人山小屋【法華院温泉山荘】があります。
ここには、温泉も有り食事も人気です。やはり、ネットや本で調べてみても最初は、誰かと行くことで安心して楽しめるものです。
(受付までして、僕は、坊ガツルでテン泊でしたが)
ちょうど、今回の山行中の知人のお店のHPにも書かれておりましたが、『出かけてみないと見れない景色もあります。』というのも、今回の九重連山は、紅葉見たさもあったのですが、SNSの事前情報では、「紅葉は終わっている」・「見頃は過ぎた」・「今年の紅葉は綺麗ではない」などの投稿が。とにかく、せっかく計画し皆様その日が来るのを楽しみに、日々の仕事も頑張っておられたので、天気予報もいまいちでしたが出かけることに。
まずは、天気は、良く下山後に雨。
紅葉は、山頂付近は、終わっていましたがスタート地点から7割程は、まだ紅葉が楽しめました。
この美しい森を散策しながら、まだ緑の麓から紅葉の綺麗な登山道を上がっていき、紅葉の終わった森を通過していく。
その過程でため息の出るほど美しい黄色い木々を見つける。とても贅沢な時間でした。
大きく雄大な山達。そして、そこに有る、多くの登山道。工夫次第で混雑を避けて、記憶に残るいい時間を作れることを感じました。
自然は、まだまだ、人間のコントロールできないとこがいっぱいあります。【そこに行ってみて、そこから見ないと感じれないことがあります】
今年も残りわずか。2024年、まだまだ活動して行きます。
最後に、今回のメンバーから「明日から仕事頑張れそうです、また山に行きたいです」と最高の言葉が出たことで、今回僕が、伝えたいことが伝わり成功としときます。
安全登山ありがとうございました。
この環境と仲間に感謝です。
【追試】
今回の締めのお風呂は、ラムネ温泉でした。
山あり、温泉あり、美味しいものあり、僕も仕事頑張ろっと!!