道具とは
私が使用しているサーフィンの道具、山登りで使用している道具、これらは勤めている会社から支給されたり、稟議で承認をもらって購入したのもと違い、自分のスタイルや用途、予算であれこれ調べながら購入し使用しています。極力地元のオーナー店で購入しています。それはサーフィンのショップのオーナーに言われたのが「日本の波に乗るのにどうして海外の板(サーフボード)に乗るの?」たしかにサーフィンは、板と海が接しておりそれがすべてなような気がします。しかも、飲食物でもなければ季節ものでもない。3年で買い替えるかどうかの道具です。当時、そのサーフショップでは、一人で移住してきた私に家族ぐるみで接してくれており値段もありましたが、そこで買う理由があったような気がします。最近では、ネット通販の勢いで昔ほどの活気はありませんが、たまに必要なものを買いに行くと変わらず受け入れてくれています。当時、小学学生だった2人の娘さんも独立し現在は、夫婦でお店をしながら本当にしたいこと、お店に来られるお客様との雑談に夢中になっている姿をみて、相変わらず楽しそうに暮らしているなと、おてほんになる夫婦です。
最近では、海の道具より圧倒的に山の道具の購入が増えたのですが、同じ宮崎県のフィールドで行うアウトドアでも海と山。全然道具も経験も違うのですが、宮崎の山に登り感じることは大半の山の上から海が見えることです。さすが九州の山、場合によっては錦江湾や有明海などが見えたときは、大きな島の山に登っているなと実感します。まさしくSEA TO SUMMITてきな。山の道具においては、昨今のアウトドアブームで既存のメーカーから新参メーカなど素人目には、良し悪しがつけにくく、結局は、これもネットや量販店での値段が決めてなり購入されている方が圧倒的に多いような気がします。確かに便利な面もありますが、【その道具で誰とどこの山に登るのか?】【その使用の仕方が適切なのか?】
恥ずかしながら最近知った事が、各メーカーにはコンセプトを持って商品開発を行っていることです。コンセプトは、私の会社でもありますが、商品を販売しお客様に渡すときにコンセプトまで伝えられていません。高い・安い。売上・利益。のことばかりになってしまっています。アウトドアブランドのメーカーの方、代理店の方、直接お客様と接するお店の方、各人がフィールドを意識した販売手法をし、自然環境が無ければ成り立たないビジネスだと感じました。どうして他より安いのか?どうして他より高いのか?理由を考え信頼できる道具に出会えてますか。