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身近な人に感謝を・地球に大切に

僕の仕事は、建築物の基礎設計、コンサルティング業務、補強工事を行う会社に勤めています。
調査員を経て、営業としてビルダーから新規案件を日々頂いています。
今日のビルダーは、社長が独立する前からの付き合い。同世代の建築士。
地盤調査の結果をもとに調査結果の根源を説明する。
方や大卒の建築士の大人。方や高卒の穴掘りと想像力豊かな大人。
この僕の学歴コンプレックスこそが、今更学習しようという活力になっています。
地形地質の世界は、打って付け。勿論、大学の先生方の研究結果がもとに業界紙。業界の各法令は完成しております。恐ろしく途方もない昔の年月をさかのぼり、地形・地質の由来を文献にされています。
僕たちの使う資料は、非常にマニアックですが地元の自然に直結している話です。山の成り立ちから、河川の形状、集落の位置関係。しいては、昔から有る神社仏閣。お墓の標高。そして住所(小字(小字))を調べます。
わかりやすく言うと、地元の山が火山で出来のか、隆起で出来たのか。昔の川の蛇行具合から旧河道、三日月湖、古くからの集落は浸水しない微高地に位置する。古くからの神社、お寺、お墓も浸水しない位置にある。簡単に例えるなら、日本昔話に出てくる『お寺』のイラストを想像してください。

山の上のお寺のおしょう様

一時期はやった『ブラタモリ』の世界です。街(調査現場)を歩き、坂道や、排水、昔の地域の呼び名を調べ、本来の土地の状況を想像&妄想します。
人間の造成行為など46億年間の地球造像の年表で行くと1日と称されます。この考え方を『地球カレンダー』と言います。

人類の出現は、12月31日20時。

テレビを見ていたり、会合に参加すると企業で立場のある肩書の方は、胸に17色のバッチを付けています。意味が分かってつけているのでしょうか?【SDGs】?本当に?
2030年まであと少しですよ?
身近な人の誰一人取り残してませんか?自分だけという考え方はありませんか?
大きな話で言うとこの地球を大切にできていますか?ミニマムな考えで言うと家族、同僚、知人と共存できていますか?
あと5年と3ケ月です。その時が来たらあのバッチを付けている人たちは、バッチを外すのでしょうか?
僕は、そんなバッチをつけながら仕事をする勇気もなく、目の前の生活を充実させることで精いっぱいです。
それで周りが幸せになってくれるだけで、僕のいる意味があると思うので。


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