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2024.9.台風10号の爪痕

前々回の投稿で2024年8月末に宮崎県に久々に向かってきた台風10号の投稿を行いました。

そして今日の日を無事に迎えて再び台風関連のnote投稿を行ております。この気分になったのは、僕は普通のサラリーマンです。8月末に台風が来て、9月第一週の9月1日に久々に地元の山を堪能してきました。
ここでは、台風ということで登山口までの県道は、若干土砂や水が流れていましたが、登山道は、ちょうど風で落ち葉なども吹き飛ばされ気持ちのより台風一過後の登山を楽しめていました。

そして先週末(9月8日)。同じ山岳会の先輩と宮崎県のクライミングスポットにシーズン初めのクライミングに行ってきました。
クライミングも順調に楽しめ、予想に反し灼熱のクライミングにはなりましたが、次への課題も見つかり帰路につきまいた。

信頼できるアイテム達と安心クライミング


そんな中、帰りに宮崎県西都市に居住されている同じ山岳会の大先輩のうちに手土産を持っていこうとなり、日之影町で今が旬のシャインマスカットを購入し大先輩のご自宅に寄りました。
じつは、この大先輩は、同じ会のLINEグループで、『先日、台風・竜巻被害にあいましたが、かたずけもほぼ終わり、後は業者さんに引き継ぎました。』と連絡があったのです。
正直、遊びの帰りに行ってよいものなのか?
もっと早くに連絡を頂ければかたずけに駆け付けたのに。という気持ちもありましたが、ご自宅に伺うと大先輩は、
『どうだった?楽しめたかな?どんどん山に行きなさい‼』と僕らの気遣いどこにやら。僕たちが楽しめたのかの心配でした。
その後、ご自宅にあがらせていただき、台風被害の生々しい話をうがいました(勿論、そんな大先輩の被害のあったご自宅を写真に撮るわけもいかず、目と耳にインプットしてきました)。
体験談によると・・・。
のろのろ台風が宮崎県に接近してきておりマスコミでは、『史上最強台風』と報道されていました。不安に感じた方も多かったのではないでしょうか。大先輩ご夫婦も不安になり、ご近所も近くのホテルに事前に避難するという話も聞こえてきたそうです。
結果的に、宮崎市内のホテルに事前避難され、身体的被害は在りませんでした。最初は、同じ西都市内の唯一のホテルに行こうとしたが、皆さん考えることは同じ。満室。隣の町のホテルも同様の状況で満室。そして、よくぞ宮崎市内まで避難していただけました
ご自宅は、おそらく半壊判定でしょう。瓦が飛び、近所の建設資材が外壁に突き刺さり、2日間停電になり、雨漏れがして、窓のガラスというガラスが飛び散り、室内はガラスまみれだったそうです。

地元紙の投稿写真です(宮崎市内)。
竜巻が通った家だけブルーシート。悲惨です。


『自宅に居たら、命がなかったかも』自宅に帰った後の奥様の感想です。
こういいう話を伺い、僕たち下の世代はどうにか力になりたいですが、金銭的な問題でなない気がします。
今回の事を考えると、迷わずRC造(鉄筋コンクリート造)の建物に事前非難したことが全てです。近年の異常気象・災害を考えると、事前避難こそが人命を守るのではないでしょうか。確かに、近所の小中学校に避難所が開設されます。
しかし、考えてみてください。
台風の時に観光客は、ホテルに来ません。そんな時に行政が、避難所として地元のホテルを借り受け、被災予定地域の住民を快適に避難していただく。
勿論、ご高齢、小さなお子さんのいる家族、独身で不安を感じられる方の優先順位は付くでしょう。
そんな時の為に住基ネット、マイナンバーカードで国民を管理しているのではないですか(笑)?
ホテル側も従業員の安全確保。従業員のご家族も避難できる体制をとることは必要になるでしょう。
この不安な時のホテル活用により地域住民は安全に避難でき、その時に地元の宿泊施設の良さを感じていただければ、平常時も利用するようになるかもしれません。

鉄筋コンクリート造のホテルは安心です。


インバウンドや一見さんを顧客ターゲットにするのもよいですが、地元で信頼されるサービスを提供するのもいいかもしれません。
しかし、何処も経済的余裕もないでしょう。そこで、先に述べたように、非常時は、事が起きる前に行政が費用を何割か負担し快適に避難していただければよいと感じました。実際にコロナの際には、行政がホテルを借り受けてましたよね。不可能な話ではないと思います。
台風は、地震と違いある程度被害想定の範囲と時間帯が予想できます
しかし、台風通過中は、物凄く不安になります。そんな時、今回の大先輩のように迷わず、即座に事前避難していただければ少しでも多くの人が安心して暮らせるのでなないかと思いました。

皆様が安心した朝を迎えられますように。

今回、被災された方の少しでも早い復興をお祈りし、僕なり(防災士の卵)の事前避難の持論提案でした。

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