はたらくとは自分の人生と共にある
はたらくと考えたとき最初に思いつくのがサラリーマンかと思います。
両親のはたらく姿をみて自分も将来大人になったらそうなるんだろうなと漠然と思うようになりました。
小学生の卒業文集で『将来の夢』になんと書いたかは思い出すことはできませんでしたが、スポーツ選手に憧れていたので野球やサッカーで稼ぎたいという思いはありました。
両親と同じ職業にはなりたくないといった反抗心が昔からあったのでそういうでっかい夢を書いたのかもしれません。
昔から日々、当たり前の生活ができるのも両親のおかげだし自分も早く稼ぎたいという思いは強くありました。
学生時代はアルバイト、大学を卒業しては本格的にはたらくようになってから契約社員、正社員と経験してきました。
自分が大人になり感じた「はたらく」とは時間が足らない、お金が増えないでした。
子供のとき一日は長いと感じられましたが、大人になると一日はすごく短いと感じられます。
サラリーマンのライフスタイルだと朝8時に満員電車に乗り通勤します。
日中は仕事をして家に帰るのが21時とか22時になってしまいます。
家にはご飯を食べて、お風呂に入って寝るだけのライフスタイルがサラリーマンです。
「なんのためにはたらいているんだろう」とふと考えてしまうことがよくあります。
はたらけども生活が楽にもならないし、悩んでも回答のでないものとどう向き合い、折り合いをつけていくしかないのかなと思っています。
そんなとき、自分にはどうしようも出来ないことが起こりました。
祖父母が病気になり介護が必要になったことです。
おじいちゃんには学生時代、駅まで送迎をよくしてもらっていてすごくお世話にりました。
おばあちゃんには両親が忙しいときに食事やお風呂といった生活全般をよくしてくれていないと困る欠かせない存在でした。
元気なときに親孝行ができなかったのが今でもすごく後悔しています。
一人暮らしを始めていて自分も仕事があるため、気軽に実家に帰ることができなくなってしまったのです。
どうして自分の人生のなかですごく大切な人と時間も取れずにはたらいているんだろうと考えが変化していきました。
サラリーマンとしてはたらくと、下記ができなくなってしまうとある程度社会人を経験して思うようになりました。
・親孝行ができない。
・お金はもちろんのこと時間的な自由も得られない。
・自分の生活費を稼ぐためにだけ終始してしまう。
こんなことを言ってしまうと誤解されるかもしれませんが、会社に雇われている社員がサラリーマンじゃないですか。
他人の会社で給料をもらうためにはたらいているのに、どうして自分の人生の中ですごく大切な人との時間を気にして過ごさないといけないのか。
仕事にやりがいや責任感をもって取り組もうといわれても最近ではあまり自分には響かないし、会社を利用して副業で成功してやろうという思いに変化してきました。
結局は他人の会社なのだから身を粉にしてはたらくのがバカらしくなってしまいます。
サラリーマンで慌ただしい生活の中で時間もなくお金もなくしっかりと「はたらくってなんだろう」と向き合うことができなかったつけなのかもしれません。
会社に出社すれば給料はもらえるものと考えていたのがまず間違いと気付くべきだったんです。
自分の大切な人が病気になったり介護が必要になったり急な別れの時がきたりと思い描いたライフプラン通りにはいかないのが人生です。
自分が歳をとるにつれて両親も老いるし、いつか必ず別れがくるのは自然なことですけど親孝行もまだ全然できていないのに・・・
自分の生活費を稼ぐためだけに精一杯だとすごく情けないです。
今後、自分のはたらくはFXや株で長期的な投資を行いつつ、サラリーマンを脱却できるような仕組みを構築するのが最終目標だと考えています。
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