web戦略には インキュベートの法則 が欠かせない。
前衆議院議員の「小山のぶひろ」さんから毎回の後援会報が送られてきます。
選挙区は違いますが元気に活躍されていることを知り、いつも頼もしく感じていました。
昨日は第3区総支部版の号外とともに、県議を辞職し退路を絶って国政を目指している「山崎しんのすけ」さんのリーフレットが同封されておりました。
「小山のぶひろ」さんも「山崎しんのすけ」さんも縁深い方々です。
元・連合会長の笹森清さんの晩年の夢は“協同労働の法制化”でした。協同労働とは、「労働者自らが出資して仕事を起こし、自らが事業に従事する」という新しい働き方です。この協同労働が2020年に法制化されるまでの実質的な立役者が「小山のぶひろ」さんです。笹森清さんの法制化の夢が実現して、次はいよいよ行動のステップに移りました。まだまだ法律面でもアップロードが必要でしょうから、「小山のぶひろ」さんには今後も力強い支援をお願いしたいと思います。
「山崎しんのすけ」さんとは現役時代に何度も顔を合わせてお話ししました。いつも他人の選挙で汗をかいている姿がとても印象に残っています。あるとき2人で話をしておりましたら、わたしの娘と「山崎しんのすけ」さんの奥さんが小学校の同級生と知りました。実家の名前ですぐわかりましたが、小さい頃には家にも遊びに来ていた娘さんです。親子ほど歳の離れた青年ですが、考え方もしっかりしているし政治センスも抜群です。いずれは国政へ進んでくれたらいいなと思っていました。
選挙に勝つための打つ手は無限にあります。
そもそも人間の活動の基本は“共感”(シンパシー)にあります。
いかにして有権者がシンパシーを持ってもらえるのか、その入り口が後援会入会活動にあるわけですが、コロナ禍での活動制限はとても厄介です。
しかしweb上ではコロナ感染の恐れはありません。
webによる選挙運動が解禁されている現在、とても力強い味方です。
web選挙を成功させるには、日常活動中にできるだけ多くのSNS愛好者に声をかけて、共感者を増やしていく必要があります。
候補者はもちろんですが、推薦団体などは積極的にその仕掛けを考えるべきです。
大きな選挙区になればなるほど効果的なweb戦略を練る必要があります。
個々人へのwebアプローチはむかしは空中戦と言われましたが、コロナ禍の現在では地上戦の一つといっても過言ではありません。
成功への鍵は「インキュベートの法則」にあります。簡単に言えば継続性の力です。
「毎日歩くのは健康に良い」とわかっていても「続けるのは大変」「時間がない」と、諦めてしまう人がたくさんいます。
なぜ続けられないのでしょうか?
それは「習慣」になっていないからです。行動心理学に「インキュベートの法則」があります。
これは、新たに習慣にしたいことを21日間続ければ、最初は意識していた行動(顕在意識)が無意識の行動(潜在意識)になり、定着するというものです。
とにかく21日間、騙されたと思って歩いてください。
ブログやFacebookやInstagramも同じですし、見栄えの良いHPをつくっても更新しないHPは宝の持ち腐れです。
まずあなたがSNSでの情報発信を今日から習慣化する努力を続ければ、きっと1ヶ月で成果が表われるはずです。
参院補選がもうすぐそこにあります。補選が終われば間違いなく衆院選が待っています。
とはいえ後援会活動と選挙活動には歴然とした違いがあります。そこを間違えると選挙違反に問われますので注意してください。
選挙運動の3要素
公選法では選挙運動とはなにかについて定義していない。そこで従来の判例や学説上から“選挙運動の3要素”を組み立てた。この3つの要素がすべて当てはまると選挙運動ということになる。
①特定の選挙において
②特定の候補者のために
③有権者に働きかける行為